こんな恋のはなし

以前もこのドラマを紹介したが、この10月の職換えの最中にも見ていた。同じものを何度でも見るのが私のやり方だ。東京で仕事を探している最中にも見ていた。どこか希望があるドラマだった。待ち人が来たり、理想的な結末になったり。ドラマだからこそできる設定だろう。

仕事を探している時には、何とかそういういい結末にならないものか願ったものだった。私の数少ないつてを頼ってみたものの何一つ成果は無かった。やはり、大手出版社に近い位置にいるからこそ相手にしてもらっていた身分だったのだろう。

生きて行く弱さ

今、頑張れる環境にいる。まだわからないことは多いが、体力的にも能力的にも少しずつ自信はついてきた。だから、後は実践で勝負するのみなのだが。

一旦落ち着くと今度は先行きが不安になる。急に収入が増えたりしているわけではないからだ。しかし、これまでそうだったように付き合いが増えてきて出るものが何かと増えるのだ。仕事が続くとなると着るもの履くもの使うものが必要だったり欲しくなったりする。

収入を増やすにはどうしたらいいのか、そんなことが気になってくる。さすがに早くも転職の話ではないのだが、今のところを巻き込んで起業できないかという妄想だ。

そうなるとこの先どうなるのか。ならず者で生きてきた私が家庭を持つことがあるのか？それにしても歳が逝きすぎではないのか？３１１による被曝の影響はどうなのか？意外に早い最後なのではないか？

時間が無いことはよく認識している。だから、急いでいるのだ。収入にしても早く稼げる状態になりたいと思う。矛盾することばかりなので不安になるわけだ。出来うる最短のことをまずはやって行くのみだという結論になり、それをやり納得する日々だ。

一歩前進

新しい仕事に就いたのはいいが、なかなか思うようにはいかない。悩みもあった。それが不思議と解決しつつある。今日から新しい月だが、先月までに片付いた事もある。むろん、新しい仕事についてはまだまだわからないことも多い。だが、時間の問題だろうと思っている。そう、難しいことではないのだ。

今年の私の特徴だ。いろいろ困難なことはあるのだが、自然と思えるように解決して行くのだ。私の仕事もそうなって欲しいものだ。つまり、私が就職したで終わってはいけないわけだ。私の仕事はやはり情報を作ること。それに伴うプログラミングだ。多くの人を巻き込んで行くことになる。しかも、いい方向にだ。

単に仕事があっても辛い仕事、他の人に役立たない仕事であっては意味が無い。もちろん、他力本願ではない、自力でやるつもりだ。パートナーを何とか呼び寄せられる状況に持って行きたい。

早くも冬

仕事が決まったはいいが、早くもものすごく寒い気候になった。これで仕事も無いし厳しい冬を迎えるところだった。もちろん、無職ではなかったのだが、常識的にもらえる額よりも10万も安いと感じるような所は仕事とは呼べないだろうということ。

仕事とはいえ、私はむろん野望を持っている。常に次のことを考えるようにしているし、話すことも隠さない。そんなに時間も無いからだ。できれば今のところも巻き込んで一緒にやれたら有難いのだがと思う。自信というか私の東京での修行は無駄ではないどころか、この列島に役に立つと思っているから。

パートナーにも伝えた。私のここまでの経緯を知ってもらいたかった。去年の暮れから超低空飛行だったにだ。お金の無いのにも困った。夏には自分のお金を借金で借りたくらいだった。絶体絶命くらいまで追い込まれた。この9月まで本当にお先真っ暗だった。堅実な所をと思っても、岡山の企業は私を相手にしない。定年間近のおっさんには用は無いということなのだろう。

それもまた一つの考えではある。だが、私は私にしかできないことをこれから追求するのみだ。自信はあるのだが、ある意味、捨て身の覚悟でいる。東京で被曝していることは事実だし、普通に年老いて行っているのもまた事実だ。いつどうなるか、そんなことはわからない。しかし、やらなければいけないことだけはわかっている。だから、やるだけのこと。

やってやって、後は若い人にバトンタッチだ。そこまでは頑張ろうと思う。目標があるのでシンドイ仕事だって苦痛ではない。いつかと思うから今を何とか乗り越えようと思える。若ぇ衆は、他に何かあると思うから閉塞感を思うことだろう。私の話に興味を示す者もいる。私のやって来た仕事はキツイ仕事だ。できれば若い人に集まって欲しいと思うが、複雑だし難しいことに思えるだろう。私が教える立場になると面白いのだが、私がまた教えるのが下手とくる。

そんな悩みを持ちつつ前進したいもの。私はやるつもりだ。やる気を形にというのが今の目標だ。

9月

9月に起きたことは神がかり的だった。20年前、東京の出版社に私が呼ばれたようなことに匹敵する。同じくここ岡山で就職活動をしている時期だった。地元の企業は私を相手にしない。私はそれでも色々応募していた。何度も応募するが、面接にまで行くことはほとんど無い。あきらめかけていた。20年前もそんな折に決まったのだった。

今回も同じで私はほとんどあきらめかけていた。キツイ仕事なのでそれも良かろうとすら思っていた。それが、買い物をしていたら電話で来て欲しいという連絡をもらったのだった。何度も電話で断られたものだが。郵便局も電話で断られた。

ともかく、まるで可能性も無いような所に採用されたのは私らしい展開なのかもしれない。そして、ここもまた岡山の企業ではないのだ。岡山の発展が無いのは、この点にあると私は思っている。常に損しないようにしか動けないのだ。愚かな連中だ。