群れ

シーザー・ミランの「ザ・カリスマ・ドッグトレーナー」をまた見るようになっているが教えられることは多い。犬に問題があるようで、実は飼い主に問題がある場合がほとんどだ。人間の会社組織も似ている。私の会社もだ。

昨夜の帰りがけ、パートナーの調子を聞いたら、調子が悪いと言う。私は、ニヤリとしてはっとして「いや、笑うことじゃないけど。」と言うも「今の笑いは何ですか？」と噛みつかれてしまった。私は答えられなかったが、まさか、相手が調子が悪いと言っているのに、きれるわけにはいかないだろう。穏やかな気持ちが、ニヤリとした表情になったということだと思う。

私は、いちおう、これでも会社という群れのリーダーなので何とか群れを統率しないといけないと思っているのだが、現実にはできていない。しんどい仕事もそのままだ。私は私でノルマがあるのでパートナーとの密なやりとりが無いまま、いきなりヘッドホンをかけて自分の世界に入る。こういう姿勢も嫌がられているかもしれない。私としては、こうでもしないと眠くて仕事にならないのだった。

私も、今の仕事に満足しているわけではない。できれば新しい仕事を開拓したいのだが、できないでいる。目の前のお金というのも大事だからだ。iアプリなんかを開発できるようになれば、また楽しみは広がりそうに思うのだが。時間はかかるだろうが、やるつもりでいるので、これは年内にという目標をたてようと思う。

パートナーも仕事場では、窮屈だという。休む場所が無いからだ。私もたばこをやらないのでちょっと休息するような場所が無い。そんな中で８時間も集中していたら、おかしくなるのは当然なのだ。私が、毎日のように本を買うのも、そうしたストレス解消の反応であったわけだ。だからこそ、まだ、体調を崩してダウンというところまで行っていない。が、時間の問題かもしれない。

待っているよりも、こちらから提案して仕事をゲットした方がいいだろうか。そんなことを思っている。大きな会社は、まずやってみることをなかなかしない。だから、何をやるにしても遅れる。私にはやるべきことがわかるし、やりたいことも多々ある。今の実力でも多くのことで貢献できると思う。