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googleが「検索」に命をかけているのは、その便利さからいってよくわかる。同じように私の仕事も「文字」を扱うものの、実は、「検索」が鍵になっている。検索に使うのでキーワードも必要なのだ。

私の仕事は具体的にはどういう形になっているのかというと、携帯に使われたこともあるのだが、今のところ「電子辞書」だ。SIIやSHARP、CASIO、CANONなどのメーカーがある。辞書を中心としたデータ作りだ。本当は、書籍一般をデータ化してライブラリを作りたいのだが、どうもそこまでやらせてもらえない。

それはともかく、私の仕事でも「検索」は重要で、データベースソフトを使っての検索システム、SUFARYライブラリを使った全文検索システムを校正の過程で作り、活用させてもらっている。特にSUFARYというライブラリを使った全文検索は私のお気に入りとなっている。とにかくデカイ、データのかたまりを一瞬で検索してくれる。間違い探しもこれで一発検索できるのだ。

電子辞書でもこの全文検索があればいいのだが、その昔、「電子ブック」で似たような機能があった。これはインデックスを持たない検索なので異常に時間がかかる、意味の無い機能だった。現状の電子辞書では私の知る限りでは、全文検索はできない。組み込まれたソフトの関係からなのか、ハードの限界なのかよくわからないのだが、とにかくできないのだ。

見ればわかることだが、各社の電子辞書はその誕生時からほとんど変わっていないのではないだろうか。外観ではなくて、その中身だ。昔のエンジニアが作った感じがする、古臭いものがそのまま使われているのだ。これが、新しい機能を盛り込みにくくしている元凶なのではないかと思う。電子辞書の弱点は、全文検索ができないという点、項目の途中にはジャンプできない点だ。この結果、探したい情報にアクセスするのに非常に面倒なページ送りを強いられることになる。メーカーも基本ソフトが古臭いとわかっていても置き換えとなると全商品の置き換えが必要になるため今のところ興味が無いようだ。

液晶のカラー化もSHARPがやっているものの、品質が良くないわりに高価とあってあまりパッとしないようだ。何の脈絡もなくワンセグをつけたりして売っているのが痛々しい。業界トップのCASIOが液晶カラー化に踏み出せば、一挙にカラーが当たり前になるのかもしれない。Zaurusのように普通にカラー写真などが表示できるようになれば、また少し表現力が変わってくるのだが。

私としては、メーカーに希望をつなぐよりも独自に動いて一ユーザーとして実現して欲しいことを実現させる方向に進みたいと思うだけだ。前に出た「規格」の話もそうなのだが、メーカー主導というやつはロクなことにはならない。素人でもどうしたいというコンセプトがハッキリしていれば、そちらの方が優れていると思う。
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