ヨドバシ

この原発がどう収まるのかわからない時期に買い物もないだろう、というので控えていたのだが、ヨドバシカメラのホームページを見ていたら、欲しいカメラが売られていた。さっそく、手続きを済ませ送金したら、「品不足で納期未定です」という連絡があった。後ろめたい気持ちでやったことなので誰にも言わずコッソリとやったのにこのざまだ。

結局、お金は返金してもらうことになった。振込み手数料も返してもらえるのかと聞くと、上乗せして返してくれるのだそうだ。何も言わなければ、振込み代金だけだったかもしれない。ヨドバシというところは、決して丁寧ではないのだが、無駄な争いはしないところだと思っていたが、今回もやはりスンナリと話はまとまった。わずかな金で時間を無駄にするより、従って多くのものを買わせることを選ぶのだろう。

それにしても、いいことがないだけに物を買って少し気分を良くしたいと思っていただけに、ちょっとショックだ。確かに似たようなものを買って何がおもしろいのかという批判はある。それに対して、私の持論は「ちょっと違うんじゃ。」ということだけだ。本来ならば、数十万かけて納得できるものを買うべきなのだが、そういう思い切ったことはなかなかできないのだ。十万もしないようなカメラで満足できるわけがないのに。

いろんなものに手を出して思うのは、松下のルミックスを超えるものはまだ無いということだ。カメラでビデオカメラのようなことができるのが、私にはうれしく、新しかった。当然、他社のものにも同等かそれ以上のものを期待するわけだが、無かったのだ。どこの会社も、カメラにビデオの機能を持たせる意義を感じていないようだ。ニコンのようにオートフォーカスの音を拾ってしまうというバグのような仕様を持つものが出たりするわけだ。