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この1年は、自分のことでも近しい人のことでも「睡眠」についての悩みを何とかしなければならない状況にあった。おかげさまで研究書を読んだりする動機ができて勉強も進んだ。だが、本当に「こうすればいいのではないか」というのが見えてきたのは、ほんの最近のことだった。
いや、「睡眠」に限らず、「うつ」全般を治してしまえるかもしれない解決策かもしれない。『眠りの悩み研究室』(ちくま新書)によれば、眠れないのは眠りそのものよりも、「日中の過ごし方」に問題があるという。
実際、高齢者の場合はこれがよく当てはまる。この2月など、全国的に寒さが厳しく、外に出ることがはばかられた。家の中でお決まりの時間にお決まりのテレビを見て、特に変化の無い生活を送っていると「脳」は、それほど疲れていない。しかし、生活のリズムがあるので決まった時間に寝ようとするのだが、眠れないという症状だ。こんなことが連続して起こると、「何か得体の知れない病気」と思い込み、さらに眠れないという悪循環が続くのだ。
私は、その処方箋としてまず、(1)電話でもいいので人と話す時間を少しでも設けること。を提案してみた。私のように「人間嫌い」の性格ならば一日中誰と話さなくとも問題無いのだが、ほとんどの女性にとって「会話」は重要な「安定剤」の効果を生む。話すことが気持ちの安らぎにつながるのだ。私はよくやるのだが、コンピュータを触りながら、「独り言」でも効果はあると思う。「会話」することが重要なのだ。
それから、(2)何か小さなことでもできることをやってみる。というのが2番目の処方箋だ。「睡眠」というのは、日中の充実した活動の結果、体の疲労とともに大脳の疲労が生まれ「眠たい」という現象となって現れる。「高齢者」でなくとも体調不良、精神的な落ち込みの結果、一日が苦痛だと感じる時、何も手に付かない。夢中になるものがないので思ったほど疲れていないのだ。こうなると睡眠は深刻になる。
睡眠は、自律神経で管理されているので自分の意志で眠るということは難しいので、あせればあせるほどに眠れなくなる。この段階で医者にかかれば、間違いなく強烈な「薬漬け」にされてしまう。ハルシオンなどという限りなく覚醒剤に近い薬を処方してしまう医者もいるようだ。もちろん、このような医療は誤っている。
やはり、問題解決の処方としては、「何かやること」なのだ。かつて私自身も眠れないことで真剣に悩み、睡眠時無呼吸症候群ではないかと思い、検査入院もしたくらいだ。幸い、そういう病気ではなかったものの、医者を全面的に信頼するという「病気」は、まだ持ち続けていた。その後、軽いパニックを併発した時に飲んだ薬で私は、薬漬けにされてしまった。半年くらいかけて薬からの離脱を敢行した結果、ようやく、医者は信用できないという信念に至った。昔はともかく、今の医者は薬に対して知識が無い。残念ながらマニュアル治療をしているようだ。マニュアル医療の悲劇は、マニュアルからはずれた場合、処方箋が無いことだ。この場合、患者は最悪、殺されてしまうのだ。これが、私が医者を信用していない理由だ。
何かやるといっても、何もやれないからこそ落ち込むのだと思う。かつて好きだったことをやっても心が晴れないということなのだろう。友人と楽しくおしゃべりというのがほとんどの女性にとって「楽しい」ことに違いないと思うが、いつも友人と一緒にいられないことは自明なので次は、何か一人でやれることを探すことが必要だ。
家の中でできること、外でやることに分けて考えてみればいいと思う。家の中では、新たな趣味を見つけてみるのもいい。テレビ時代になって聞いたこともないラジオを聞いてみるのも「新しい」かもしれない。私は、骨折して出られなかった時代には、双眼鏡でとんびを見るのが趣味だった。これだけでも結構、落ち着くものだった。ゲームでも何でもとにかくやってみることが重要だ。ポイントは、「何かやりながら他のことをやる」という点にある。「ラジオを聞きながら、文章を書く」とかだ。テレビがいけないのは、どうしても画面に釘付けにされてしまうからだ。これでは、「ながら」にはならない。同時進行できることがいいのだ。
外に出れば、よくあるのがウォーキングなのだが、これも音楽を聴きながらとか、カメラを持ち出して写真を撮りながらというのがいい。もちろん、音楽を聴きながら、時折、写真を撮りつつ歩くというのが悪いわけがない。いい発想ができない時に私はよくこれをやるのだが、効果は抜群だと感じている。外出と光学機器というのは相性が良く、双眼鏡というツールも初めて手にする人には感激するかもしれない。バードウォッチングという行動もなかなかいいだろうと思う。
一日、そしてその集合である一週間を「充実感」を持って過ごせるようになることが、不眠への最大の武器となる。そのためには、やること、できることを可能な限り増やすことが大事だ。あれもこれもやり過ぎたら、今度は減らせばよいだけのこと。そうは言っても眠れない日というのは、誰にでもある。そういう時に読書とかインターネットとか囲碁とかやれることを用意しておくと恐くなくなるのだ。むしろ、いろいろあるので面倒でいつの間にか「寝てしまう」ということもよくある。これこそ、狙い通りだ。
いや、「睡眠」に限らず、「うつ」全般を治してしまえるかもしれない解決策かもしれない。『眠りの悩み研究室』(ちくま新書)によれば、眠れないのは眠りそのものよりも、「日中の過ごし方」に問題があるという。
実際、高齢者の場合はこれがよく当てはまる。この2月など、全国的に寒さが厳しく、外に出ることがはばかられた。家の中でお決まりの時間にお決まりのテレビを見て、特に変化の無い生活を送っていると「脳」は、それほど疲れていない。しかし、生活のリズムがあるので決まった時間に寝ようとするのだが、眠れないという症状だ。こんなことが連続して起こると、「何か得体の知れない病気」と思い込み、さらに眠れないという悪循環が続くのだ。
私は、その処方箋としてまず、(1)電話でもいいので人と話す時間を少しでも設けること。を提案してみた。私のように「人間嫌い」の性格ならば一日中誰と話さなくとも問題無いのだが、ほとんどの女性にとって「会話」は重要な「安定剤」の効果を生む。話すことが気持ちの安らぎにつながるのだ。私はよくやるのだが、コンピュータを触りながら、「独り言」でも効果はあると思う。「会話」することが重要なのだ。
それから、(2)何か小さなことでもできることをやってみる。というのが2番目の処方箋だ。「睡眠」というのは、日中の充実した活動の結果、体の疲労とともに大脳の疲労が生まれ「眠たい」という現象となって現れる。「高齢者」でなくとも体調不良、精神的な落ち込みの結果、一日が苦痛だと感じる時、何も手に付かない。夢中になるものがないので思ったほど疲れていないのだ。こうなると睡眠は深刻になる。
睡眠は、自律神経で管理されているので自分の意志で眠るということは難しいので、あせればあせるほどに眠れなくなる。この段階で医者にかかれば、間違いなく強烈な「薬漬け」にされてしまう。ハルシオンなどという限りなく覚醒剤に近い薬を処方してしまう医者もいるようだ。もちろん、このような医療は誤っている。
やはり、問題解決の処方としては、「何かやること」なのだ。かつて私自身も眠れないことで真剣に悩み、睡眠時無呼吸症候群ではないかと思い、検査入院もしたくらいだ。幸い、そういう病気ではなかったものの、医者を全面的に信頼するという「病気」は、まだ持ち続けていた。その後、軽いパニックを併発した時に飲んだ薬で私は、薬漬けにされてしまった。半年くらいかけて薬からの離脱を敢行した結果、ようやく、医者は信用できないという信念に至った。昔はともかく、今の医者は薬に対して知識が無い。残念ながらマニュアル治療をしているようだ。マニュアル医療の悲劇は、マニュアルからはずれた場合、処方箋が無いことだ。この場合、患者は最悪、殺されてしまうのだ。これが、私が医者を信用していない理由だ。
何かやるといっても、何もやれないからこそ落ち込むのだと思う。かつて好きだったことをやっても心が晴れないということなのだろう。友人と楽しくおしゃべりというのがほとんどの女性にとって「楽しい」ことに違いないと思うが、いつも友人と一緒にいられないことは自明なので次は、何か一人でやれることを探すことが必要だ。
家の中でできること、外でやることに分けて考えてみればいいと思う。家の中では、新たな趣味を見つけてみるのもいい。テレビ時代になって聞いたこともないラジオを聞いてみるのも「新しい」かもしれない。私は、骨折して出られなかった時代には、双眼鏡でとんびを見るのが趣味だった。これだけでも結構、落ち着くものだった。ゲームでも何でもとにかくやってみることが重要だ。ポイントは、「何かやりながら他のことをやる」という点にある。「ラジオを聞きながら、文章を書く」とかだ。テレビがいけないのは、どうしても画面に釘付けにされてしまうからだ。これでは、「ながら」にはならない。同時進行できることがいいのだ。
外に出れば、よくあるのがウォーキングなのだが、これも音楽を聴きながらとか、カメラを持ち出して写真を撮りながらというのがいい。もちろん、音楽を聴きながら、時折、写真を撮りつつ歩くというのが悪いわけがない。いい発想ができない時に私はよくこれをやるのだが、効果は抜群だと感じている。外出と光学機器というのは相性が良く、双眼鏡というツールも初めて手にする人には感激するかもしれない。バードウォッチングという行動もなかなかいいだろうと思う。
一日、そしてその集合である一週間を「充実感」を持って過ごせるようになることが、不眠への最大の武器となる。そのためには、やること、できることを可能な限り増やすことが大事だ。あれもこれもやり過ぎたら、今度は減らせばよいだけのこと。そうは言っても眠れない日というのは、誰にでもある。そういう時に読書とかインターネットとか囲碁とかやれることを用意しておくと恐くなくなるのだ。むしろ、いろいろあるので面倒でいつの間にか「寝てしまう」ということもよくある。これこそ、狙い通りだ。
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