思いがけず同窓会

朝方、中学時代のクラスメートから連絡があり、急遽、出かけてきた。案の定、ミニ同窓会のようになり非常に楽しかった。女性も二人来ていて、エロい話もした。子供が成人する頃になるとセックスも無いそうだ。３５年ぶりの再会もあってちょっと感動した。別の飲み会で来ていたので詳しい話ができなかったのだが、うれしい誤算だった。ただ、彼が帰った後に娘さんが精神的に弱っているというのを聞かされて心配した。

５０年生きていれば、いろんなことがある。２０代で結婚していれば、今頃は２０歳を超える子供がいても不思議ではない。そして、子育てに失敗した人もいるだろう。結婚するならば、子供がいないと不自然ではないかという私の意見が女性には違和感があったらしい。子供が前提のように受け入れられたようだ。私とて女を子供製造器のように考えているわけではなく、結婚するからにはお互いに子供が欲しいと思ってするのではないかと思うだけだ。

行き帰りのタクシーの運転手は、どちらも「アメリカのせいで我が国はいつまでたっても豊かになれないのだ」というおおざっぱな議論に賛成してくれていた。それだけ、岡山は厳しいということなのか。政権交代前もそんな雰囲気だった。本来ならば保守的な岡山でも過激な意見でもするっと入ってしまう感じだ。アメリカは戦争を世界各地でやるために我が国の金がや基地用の土地が欲しい。そのためには、リーダーを換えることまでやる。一刻も早く大きな集団がそう思うようになって欲しい。それは、また、戦争を防ぐ道でもあるのだ。

二次会に皆行ったのだが、私は行かなかった。今日も私が好きだった彼女が来ていたのだが、そんなに話したわけではなかった。やはり、何十年経とうが、なんというかぎこちない。当時のまぶしいような愛らしさがよみがえってくる。クラスメートの店なので私でもリラックスして楽しめる。こういう仲間を大切にしたいと思っている。もっと岡山に帰る機会を増やすことも考えようか。私の「結婚」についても真剣に議論してくれるのでちょっと気恥ずかしかった。