クラスメートの忘年会

私がキャンセルした忘年会から電話があった。移動中で声が聞き取りにくかったが、話題が無いのでちょうど良かったかもしれない。幹事の彼は恐縮していたが、もちろん悪いというか問題なのは私と思っているので、「なんも」と言った。

久々に海外勤務から帰ってきたやつ、自衛隊のやつ、研究者、主婦といろんな顔ぶれだ。私としては小学生時代からのクラスメートもいるので、できるだけ行きたかったのだが、フランス料理でコース料理だというので断念したのだった。しかもかしこまった店そうだったのでパニックというおまけも出てきそうで余計に無理そうだった。断るという判断は正しかったと思う。

これまでも具合が悪くなることがあるにはあったが、そこは元クラスメートなので話すうちに和んで口もなめらかになり、食も進むというパターンが多かった。私以外のクラスメートは、よく食べよくしゃべる。父親だけに「生きる」という意識がものすごく強いのだろうと思う。私と来たら、食べるという行為にも本気で取り組まなければならない状態だ。

自衛隊の彼とも話がしたかった。彼の話を聞くとこの国を守っているのは米軍ではなくて自衛隊なのかなと思える。彼は、レーダーを見る仕事をやっていると言っていたが、今もそうなのだろうか。私は、彼のようにまじめな個々の自衛隊員を非難しようとは思わない。組織としての自衛隊を要らないと言っている。それは、戦争のための組織でしかないからだ。今、仕事が無い人をも受け入れて本当の国民を守る組織としての救助隊として生きるならば認めるのだが。

まとまった時間を集中的に使えるのは今週が最後のように思う。来週は仕事納めでもある。おっさんにはクリスマスもなにもないのだが、街はそれらしい雰囲気に満ちている。もちろん、見る分には楽しい。写真でも撮ろうかという気持ちになるもんだ。既に来年のことに頭が行っている。来年はどんな年にできるだろうか。政治は、我が社は？「友好的にやりたい」というのが私の願いだ。楽しくやれるよう知恵を出して行きたいと思う。