カラオケ談議

つれと飲みに行く時は、いつも割烹のような店で一杯やり、出来上がったところでカラオケ屋へなだれ込む。その昔は、昭和の香りただようパブでもう1クッションあったのだが、その店も数年前に閉鎖したのだった。我々が昔を懐かしみつつ楽しめる飲み屋は、もうほとんど残っていないのだ。岡山には、性風俗店がほとんど無いので普通の飲み屋で意外なほど大胆な格好をした女性が出てくる場合がある。私がつれと何十年も通った店は、そんな店だった。

この日も私はそこそこ調子よく、ビールを少しとキンキなどを食べた。ただ、肝心のカラオケはお互いに喉の調子が悪く、オールナイトにもかかわらず1時半には退散となった。この点にも老いをひしひしと感じさされることとなった。話も当然のことながら健康についてとか、誰かが死んだとかが必然的に多くなる。時間は短かかったがこの時期に必要な話は出来たと思う。私の新居にも落ち着いたら来るかなと誘っておいた。京都時代にも一度来たことがあるのでこれも懐かしい時間となるだろう。東京記念に性風俗店を楽しもうという案もあるのだが、私がほとんど知らないので断念することになるかもしれない。

年末とか年明け早々にもつれが来れば楽しいことになりそうだ。