時間

１週間ぶりに歩いてきた。東京スカイツリーは少し霞んでいた。さすがに４時過ぎるとなんとか歩けるくらいの日差しだ。少し前には、左足が痛かったのだが、今日は調子よかった。普通に歩けることに喜びを感じた。

まだ、仕事が完全に終わったわけではないのだが、日曜日にテレビなんぞをつけてぼーとできることにほっとしている。仕事と、自分の時間のバランスが難しい。もちろん、こんなことは誰もが常に悩んでいることだろう。私にしても、完全に自由な時間など永遠に訪れることはないと思う。その時は、「死」でしかないからだ。誰もが、忙しいと言いながらもやりたいことをそこに入れて生きている。

私がまずやりたいと思ったことは歩くことなのでとりあえずは良かった。ただ、カメラを持って行ったのに何も撮らなかったことにがっかりしている。何か感動するものはないのかと思う。たぶん、来月くらいだろうと思うが、鈴虫とかコオロギの鳴き声がうれしい。去年は、こんなことに喜びを見いだして、静かな秋を過ごしたように思う。今年は、どんな秋を過ごすかなと今から楽しみにしている。

盆とお彼岸が続けてあるのだが、うちの事情ではわりと納得できる。お盆は、お墓参りというやさしい印象の行事ではないのだ。ぞうきんでお墓を拭いてきれいにするという文字通り、大仕事なのだ。ヤブ蚊がワンワンといる中、汗だくでやる作業だけに非常につらいものだ。しかし、数年前、お袋が動かない体をおしてやっているのを見てさすがに鈍感な私も感じるものがあったわけだ。以来、一人でも墓掃除は行くようにしている。

お彼岸は、要するに本当の意味での「お墓参り」かもしれない。夏の間にしっかりと掃除したお墓に花を持っていくという作業だ。ただ、この時も天候によっては掃除をしなければならないこともある。親友と会う時間は無いかもしれないが、いつもお彼岸は帰ることにしている。

このお盆ももちろん帰省するのだが、仕事が目白押しでもしも同窓会があったら行けないのではと思うくらいだ。声がかからないことを祈っている。親友とはちゃっかり会う約束を既にしている。また、カメラなどを持って行って古い話をしようと思っている。Twitterで知り合った、佐野史子さんとTwitter上で会話していると昔を思い出してきたのだった。『ロイヤル』というパブに行った頃のことがなつかしい。佐野さんは、今や寂しい街になった岡山が残念だと言っていた。

とりとめもなくいろいろと考える時間があることがうれしい。今週は、スケジュールが目白押しだ。特に音楽関係が忙しい。来週は、もう盆休みに突入すすることになる。