ミポリン

昨夜、中学時代のクラスメートが電話をしてきた。連休に会わんか、という合図だと思う。お彼岸は、その合図が無かったので連絡をしなかったが、今回は連絡して会うつもりだ。

「ちょっと替わらー。」と言って電話を替わるので誰かと思ったら、「ミポリン」だった。小学校時代から輝いていたが、中学→高校と成長するにつれかわいさを増して行った彼女だ。私もご多分に洩れずミポリンが好きだったのだが、何も言えずに小学校は卒業。（卒業式の写真では隣に私がいる。）中学時代は、クラスが違い口もきけず、高校時代は学校が違い、そもそも会えず。ただし、中高と塾が一緒でまったく接触が無いわけではなかった。

ミポリンは四国に住んでいるらしいので滅多に同窓会、あるいはそれっぽい集まりには来ないというか来られないので昨日、いたのが不思議だった。だが、連休はさすがに来られないだろうと思う。まだ、子供が片付いてはいないと思うから。

いつも岡山に帰るときに、親友とは会うのだがクラスメートと会うとは限らない。これは、お互いの都合でもあるのだが、お誘いもないのに会いにくいということだ。私が誘われるくらいなら、結構な人が集まり盛り上がる。去年の夏がそうだった。

それともう一つ、私があまり会いたくないという矛盾した気持ちもある。クラスメートの結構な数が喫煙者なのだ。田舎なので無知なだけなのかもしれないが、激しいストレスのため吸っていると思われる者もいる。彼らには会いたいのだが、どうも煙たくて苦しいのも現実としてあるのだ。

ミポリンだけでなく、会いたいクラスメートは多い。小さな集まりがやがて大きくなってにぎやかになることを望んでいる。予想外に長生きした場合、結局、こういう集まりというか仲間がいることが生きがいになるのだから。人付き合いに失敗してきた私としては、珍しいことなのだが楽しい集まりだ。