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私がまともな結婚をしていて今、子供がいたらということを想像してみることがよくある。私はどんな子供が欲しいのかと聞かれると、自分とそっくりの「変な子」がいいと答えるだろう。世間的には、いじめられるだろうが、私が愛して育てれば、なかなか味のある人間に育つと思っている。ちなみに、私の父や母は私の「変わっている」ところが嫌だったようだ。しかし、憎めないのは、私のやりたいことには全面的に協力してくれたからだ。さすがに親だと思えた。

木曜日にライブで歌う彼女を見ていて、子供と一緒の時にはどんな言葉をかけるのかを妄想したりした。たぶん、毎日が楽しい会話の連続なのだろうと思う。それは、彼女自身の性格によるもので、どんな環境でもそうなるものだろうと思う。つまり、貧乏でも裕福でもということ。一緒に仕事をしていた頃も確かにそういう雰囲気があった。今の状態は、彼女の生き方がもたらしたものだと理解できる。

ついつい、「それにくらべて自分は・・・」と考えてしまうのだが、あきらめているわけではないのであまり悲観するのはやめておこう。私は、相手に合わせることをしないので、なかなか「つがい」になることは難しいのだが、それでも友人がいるくらいだから、異性の「友」ができてもおかしくはないし、なんやったら子供を産もうかという女が現れてもそれほど驚くべき事ではないのではないか。

ただ、面倒くさがりな点と、余裕が無い点を克服しなければ子育てというのは無理だろうと思っている。私の父も私の親だけあって、余裕の無い男だったが、それでも子育ては「するもの」として育った戦中派なのでやはり違う。お袋も子育てを何の疑問も持たず行ってきた世代だ。この私を育てたのに、「世話がかからなかった」と言うのだからたいしたもんだと思う。自分で言うのもなんだが、私は自身を難しい人間だと思っているからだ。

今にして思えば、私は余裕が無いので常に不安だったのだ。しかし、それも見方を変えれば、「正直」と思われて意外に信用されることもあったわけだ。おっさんになってもこれは変わらずで、会社の代表になっても同じだ。当然、そんな姿勢では会社はうまく行かない。失敗だらけの会社運営だったと思う。こんなんではダメとも言えるし、「正直経営」と言い張ることもできるだろう。

しかし、はっきり言えることは、そんな私でも生きていかなければならないということ。欠点があるから、死ぬわけにはいかないということ。失敗を乗り越えて、一人でも仲間を増やして一人でも多くの人に喜びをもたらして生きられたらうれしい。できれば、取り返しのつかないような失敗をしたくはないのだが、どうなろうと堂々と生きて行く他ないのだ。彼女の子供を見てそんなことを思った。
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