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土日と非常に寒かったが歩いた。今日などは、途中で倒れるのではないかと思ったが、気のせいだった。何もできなかったこの土日だが、これは単に寒かったということ。

笛を吹いていると、ネイティブアメリカンに思いをはせてしまう。彼らも、「アメリカ人」と闘ってきて敗れ、アメリカ社会で最低辺の生活を余儀なくされているという。今の私たちは、前の戦争で敗れ、復興して豊かになったら今度はその富をアメリカに持って行かれようとしている。「アバター」という映画が公開されているようだが、これはSF版「ダンス・ウイズ・ウルブス」と言われているようだ。また、興味を引かれる映画が出てきたようだ。

私たちも江戸時代のように鎖国して独自の世界で生きれば、あるいは「平和」な世の中が続くのかもしれない。しかし、近代国家としてスタートした以上は、もう後戻りはできない。資源のない国なので、世界を相手に貿易して生きる他ない。それが理解できていれば前の戦争は絶対に起こしてはならないはずだった。

ただ、世界を相手にするとどうしても「争い」が生じるし、暴力を使わずにケンカをすることを学ばねばならなかったが、私たちの先輩達は、「堪忍袋の緒が切れた」というイメージで戦争に走った。ネイティブ・アメリカンの歴史をほとんど知らないのだが、先住民としてのんびり生きていたところを「アメリカ人」に狙われたというのが真相なのだろうか。あまりにも我々と似ていないかと思う。

最近では、国内においてものんびり生きられる時代は終わっていて、いかに自己の利益を守るかという時代らしい。政権交代しても、利権を手放さなければならない側の公務員はこぞって新政権には反対だ。その代表たる検察は、暴走し続けていて、まだ決着はついていないくらいだ。国内においても、人が人として生きられる世の中にするためには、まだまだ数々の「争い」がありそうだ。

歌をうたうのが得意な者は、歌でお金を稼ぎ、楽器を作ることが得意な者は楽器を作り、売ってお金を稼ぐ。私のように特に何も無い者は、まず会社勤めをして、やがては会社を作って自立して行く。すべて、生きるためだ。120年という限りある命を生きるためだ。できれば、誰もが自分の人生を惜しむようにまっとうしたいと思うが、利権のぶつかり合いで必ず争いが生じる。会社の中で、社会で、世界で、果ては宇宙であるかもしれない。

少なくともこの国では、理想的な社会を構築したいものだと思う。ネイティブ・アメリカンや我々は、アメリカにひどい目にあっているものの、その文化には人間が人間として生きるために非常にいいものをたくさん持っているように思える。食物にしても、ものの考え方にしても。今ひとつ足らないものは、変化に対応する能力かもしれない。これを変えることができるならば、今後もさらに発展を続けることができると私などは思っている。

私は、この正月に小沢一郎氏が出ていた『カンブリア宮殿』という番組を見ていて、思っていたよりはまっとうな男だと感じた。私がこの男を色眼鏡で見てはいけないと思ったのは、去年の西松事件からだ。いくらガマガエルのような風貌だといってもそういうことで人を判断してはいけないのだが、菅直人氏へのメールでは「小沢ジョンイル」と書いたりしていた。菅直人氏が代表の時代に自由党と合併して以来、小沢氏を理解できないでいたのだった。

そんな中で起きた去年の西松事件、その裁判結果が検察の完敗になりそうで、年末には鳩山首相の「お金の問題」も「解決」し、今年はいよいよ新政権の力が試される、と思った矢先に起きたのが今回の検察クーデターであった。利権を削がれる側の代表である検察としては、新政権の中で最も「危険な男」を政治的に抹殺しておく必要があったのだ。確かに検察にとって自分たちの利権である権力や人事権を奪われることは許し難いことだったに違いない。

昨日の小沢氏の定例会見を見ていて思ったのだが、この人もいろいろあったが今は民主党にいて着々と自分がいいと思う政策を実行しようとしているのだなと感じた。記者たちとの受け答えも堂々としたもので、検察が「危険」だと思うのもうなずける。しかし、小沢氏もまた限られた命の中でせいいっぱい生きている。世襲議員ではあるが、数十年に及ぶ議員生活は無駄ではなかったと思わせる実力も持っているようだ。菅直人氏と約束したという「強引なやり方は、もうしない」という約束は守られているようにも思う。

マスゴミや検察のように、自分たちの利権が犯されるからといって小沢氏を政治的に抹殺するかのような動きは何としてでも阻止しなければならないと思うようになった。その思いは今回のクーデターで、より明確になったといってもいい。小沢氏をその風貌や言動から毛嫌いし、マスゴミや検察の尻馬にのって批判することは、結局、巡り巡って自分の首を絞めることにつながる。一人一人がそこに思い至って欲しいと思う。私は、不当逮捕された経験があるのですぐにでも理解できるが、そうでない人は、警察や検察が必ずしも正義ではない、ということを想像できるようになって欲しい。

残念ながら、クーデターの動きはまだ終わってはいない。なにしろ、マスゴミもグルなのでその報道ぶりを見れば明らかだ。検察組織を変えるまで行かなければ、このクーデターの動きは止まらないと思う。それは、数十年前のクーデターの動きと同じようなものと考えていいのだと思う。同時代というかリアルタイムなので、「まさか」と思うだけのことだ。先の戦争もそういう中で起こされたものではなかったかと私は想像している。そこでも間違った情報による間違った判断が原因だった。

限りある命を充実した気持ちで、楽しく過ごせれば、どれだけ幸福なことか。それは、他人がそうできるように願ったり、行動することで結局、自分にも戻ってくることではないだろうか。この国は、資源は無いものの、人が人として生きるのにいい雰囲気を持っている。ボサーとしていても平均寿命くらいは普通に生きられる世の中にしたいと私は思っている。できれば、そんな考えを世界に輸出したいものだが、まずはこの国でちゃんとできることを証明しなければならない。

ようやくといっていいのだが、私も命を大切に、一日一日を大事に生きようという思いになっている。
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