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この国の社会は、ようやく変わりつつあるのだと思う。これまで、「当然」と思われていたことがそうではなくなる。新しい時代に移りゆくための試練、それが今回の検察のクーデターではなかったか。

●古い意見の代表的存在→立花隆(こちらは、そのお説)

●これからの時代の意見→郷原信郎

残念ながら、立花隆は病気が悪化しなければいいがと思うような興奮が伝わってくるような文章だ。検察と一緒になって政治家を攻撃するというスタイルの元祖的な存在である立花隆は、何があろうとも検察=正義という方程式は絶対に譲れないのだろうと思う。過去の栄光も、もしかすると崩れるかもしれないだけに一歩も引けないのだろうと思う。ただ、判断ミスは誰にでもあることで、ミスはミスとして新しい判断基準で生きる道はあると思うのだが。

郷原氏は、去年の西松事件以来、検察の姿勢を批判してきた。失礼ながら、その風貌から、べたべたの検察擁護派と思いきや、もっとも鋭い意見を検察に対して言い続けている。難しい法律の話を素人にもわかりやすく述べてくれるのが特徴で、検察出身ということも重みがある。さらに、私がよく引用するように「一罰一戒百戒」という概念を導入してくれているのも説得力に富む。つまり、法令違反だからといって、狂犬のごとく、目の前のものに何でもかまわず噛みつくことは社会を良くすることにはつながらないという考え方だ。ビデオのように、今回のクーデターで石川議員を逮捕したこと自体がとんでもないことだという意見だ。

2月7日現在でマスゴミが流している世論調査では、新政権はピンチになっている。今回のクーデターの真実を誰もが知るようになれば、数字は変わってくると思うが、マスゴミと検察はグルなのでなかなか難しい。その意味でも古いタイプの評論家、立花隆の存在と新しい時代の社会分析家、郷原信郎の存在は対照的だ。

今の世論調査は、「検察=正しい」という前提があってのことだと思う。しかし、時代は進み、「検察≠正しい」となっているのだ。今回のクーデターを画策した連中は、ずっと同じようなことをやってきている。理由は、「手柄をあげると、今後の人生が安定するから」だ。この国の未来よりも自分の出世の方が大事なのだ。民主党革命の「公務員の再編成」という考えとは確かに相容れない。

マスゴミのニュースで「これで終わりではない」というのをよく見かけるが、新政権がこのまま頭狂恥犬に何もしないようであれば、再びクーデターを起こされることだろう。しかも、それは国民にとって深刻な事態になりかねない。だから、今回の事件に加担した連中の処罰をきっちり行う、行えるような法制度を整えることが必須だろう。残念ながら、警察と検察は信用できない。従って、これらを監視する組織を作ることが必要だ。

私が危惧するのは、歴史の教訓だ。「五一五事件」事件をあいまいに処理したことが「二二六事件」を生み、政党政治を崩壊させたという歴史だ。私もそうだが、多くの人はその詳しい事情は知らない。ひょっとすると今回の事件は、「帝人事件」とそっくりなので、同じような事情なのかもしれない。間に合うかどうかわからないが、歴史の勉強のしなおしが必要だ。
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