中学のクラスメート

さっき中学校の時のクラスメートから電話があった。たまにあるのだが、今年初めてのコールだった。いつものようにクラスメートの経営する居酒屋に集まって騒いでいるようだった。私が好きだった彼女も電話に出てくれた。

「この先、なんもええことねえし付き合いを大切にしょうやー。」と彼女は言っていた。私も同じ事を思っていて、中学校のクラスメートとの付き合いも数年前から再会しているのだった。私も何かの拍子で岡山に帰ることがあるかもしれないのだから。

さらに小学校の時の同級生が電話に出た。何年か前の全体の同窓会では久しぶりに再会してすっかり関西弁になっていた彼女だった。「25年ぶりに岡山に帰ってきたんじゃ。バツイチじゃ。」と言っていた。先ほどの彼女にまた代わった時に確認したら、「離婚して戻って来とんじゃ。」ということだった。以前会った時には幸せそうというか、すっかり主婦という感じだったので、ちょっと驚きだった。

確かに、当たり前のように一緒だった家族に変化があったら私も田舎に帰りたくなるだろう。何もなくともたまには帰りたいのが田舎なのだ。私が帰っているのも同じようなものだろう。少なくとも嫌々帰っているわけではないのだ。

前にも感じたが、40年近く前の出会いが今も続いていることに幸せを感じる。カットの兄ちゃんも大切だが、クラスメートつながりもうれしい仲間だと思える。春にまた会えればいいのだが。