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今、現在進行形で「現代史」の中を生きていると言っていい。それは、この国の「支配者」がどうやって決まるかを毎日、ニュースで見ているからだ。政権交代があったのだから、選挙でおしまいということでは全然無い。民主党政権になっても、公務員の大半やマスコミは旧政権支持のままだ。旧政権とまでは行かないまでも自分たちの利権を代表してくれる政治組織ならばなんでもいいのだろう。

私たちの試練は、これまでに2つあった。選挙前の「西松事件」だ。野党党首の秘書が逮捕されるという事件だ。そのことで代表が辞任しなければならないという異常な事態だった。そして次の試練は選挙だ。比較第一党になるとは思ったものの、圧勝までは予想できなかった。開票が済むまで本当なのかハラハラさせられた。

そして、今、何が試練なのかというと「ニュース」そのものが試練と言える。なぜ、鳩山首相、小沢氏のみがマスコミからの攻撃の対象になるのかということを考えなければならない。近視眼的な見方をすれば、鳩山首相の献金問題は「問題」かもしれないが、自民のアホ先生にくらべたら限りなく無罪に近い。あるいは、問題の本質が違うとさえ言える。小沢氏の件も秘書から何も出てこなかったとなると、今度は不動産売買にからめての攻撃に出ているようだ。

きのうのニュースでは、「真相報道バンキシャ」の河上和雄という特捜出身の人物が、鳩山氏を一方的に攻撃していた。彼の発言だけに注目すると、「なるほど」と説得されてしまうから恐い。日々のニュースをボンヤリ聞いていただけでは、ニュースの作り手の思惑に沿った「思想」を持つだけのことになる。そして、それは国家を滅亡に追い込むことにもつながる。戦前から敗戦までの歴史を見る必要があるようだ。私は、この番組をいつも見ているのだが、それは日テレグループの思想傾向をチェックするためだ。河上和雄は、正確に検察の利益に沿った発言を繰り返している。

私たちは、「今」を生きているのだが、同時にその選択の結果が未来をも大きく変えてしまうという意味で未来をも生きている。いわば「現代史」を生きている。鳩山首相が、意見をコロコロ変えるという批判があるようだが、それがたとえ真実であったとしても当然という気がしている。初めての首相職なのでとまどいもあることだろう。私が、マスコミの言うように「力強い」指導者を求める声にまったく同調できないのは、そんな指導者はウソではないかと思うからだ。戦前、この国で生まれた「指導者」の最終形態がせいぜい東條英機であったことを知らなければならない。そして、彼はこの国を破滅させたのだった。

不安げに行動する人を見ると確かにこちらも不安になるのだが、新しい未来を作るための試練ととらえるべきだろう。未知のことに対峙する時は、どうしても人間はとまどうものだ。しかし、その行動自体が悪いとは言えない。いかに、いい結果を出すかどうかが問題なのだ。そのような段階に、むしろ「力強い」指導者は信じがたいし、不要だと言える。マスコミが要求するのは、その方が扱いやすいからだろう。菅直人氏がズバリ言ったように「官僚はバカ」だ。戦前のこの国の支配者たちも頭が悪かった。マスコミが欲しがる「力強い」指導者とは、バカな指導者のことなのだ。その方が、「よく売れる」ということだ。マスコミもまた、われわれの未来を破壊しても「儲かる」方がうれしいらしい。



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