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ブルーレイ『飛び出せ!青春』(全5巻)が届いた。本放送から40年が経とうとしている古い「青春ドラマ」だが、私にとっては忘れられないドラマだった。死ぬまでにもう一度見たいドラマだったが、もう、その可能性も無いのではないかと思っていた。

さすがにVHSからおこしたというだけに品質はイマイチだ。再放送で見た時のようなゆるい画像だ。だが、見られるだけでも幸運と思うべきだろう。こういう大人の事情があったから、なかなかDVDでも出なかったようだ。ブルーレイならば、1枚に9話も収められるので画質重視というよりも容量重視で選択したのだろうと思う。そんな予感がしたので、そうショックは受けていない。

今回、30年ぶりくらいに見るのにまず最初に選んだエピソードは、第42話「教師は生徒の応援団」だった。本放送も見たと思うのだが、再放送で見て印象的に覚えているのだった。当時、3浪中だった私は主人公河野武に2浪の時に出会った教師を見ていたのだと思う。

私にとって教師とはうるさいことを言いやがる年寄りに過ぎなかった。しかし、出会った教師はちょっと変わっていて、「早う、本物の勉強をするために大学へ行け。」としか言わないのだった。私がそう言ったことに対する返事がそれだった。今でも年賀状だけはやりとりしているのだが、本当にこの先生がいなかったら今の私は無かったと思っている。

教師というのは、本当に生徒の応援をしてくれるだけでいい。進学校の教師のように、「入れる大学はこことここじゃけー、こっちにせい。」というようなおせっかいは不要なのだ。私は、結局、どこの大学にも行けず非常に苦しんだが、それでも私がお世話になったと思う教師は、現実的なことを言っていた連中ではなく、応援団に徹してくれた先生なのだ。

そんな思い出があるだけに、「教師は生徒の応援団」というエピソードには思い入れが強かったのだ。教師という職業の前に生身の人間を相手にしているということを教師は肝に銘じておかなければならないだろう。いくら学問的な知識があろうとも進学に対する知識があろうとも生身の人間を見ない教師は失格なのだ。これは、今の私の立場、社長業にも、もちろん言えることだ。
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