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この国が近代国家としてスタートして以来、ガンとなってきた公務員は公務員試験を通過することで権力を手にすることができる。民主党政権によって、この権力が揺らぐかもしれない心配が出てきたので現代の「特高」とも言える検察が、告発があったことをいいことに鳩山首相、小沢氏、菅氏の攻撃を始めた。現在のところ、その目標は鳩山氏だが正しくは、公務員の利権、すなわち「一生食いっぱぐれの無い生活」を守りきるまで続くことだろう。

民主党の政策を詳しく知っているわけではないのだが、ここまで検察があわてているところを見ると、この利権を壊して公僕として再編成することに目標があるからなのかもしれない。公務員も選挙で選ぶようにするとか、私がいつも言うように、今後は「予備」しか採用しないとかだ。あるいは、制度としては今のものを残すとしても、一般市民からの訴えで審査の上、懲戒免職もあるようにするとかだ。

鈴木宗男氏の『汚名』とか、江副浩正氏の『リクルート事件・江副浩正の真実』には、検察の醜い姿が描かれている。鈴木氏の秘書は検察の拘束にあい、子宮ガンの手術の直後だったにもかかわらず放射線の治療ができず死亡したという。これは、検察による「合法的な」殺人ではないのか。

御用新聞の情報だと、鳩山首相の捜査はもうじき決着するようなことを書いているのだが、そうではないだろう。鳩山氏が、今後、公務員の改革とか取り調べの可視化を口にすると、母親の安子さんを拘束して文字通り「殺す」ことまでやるのではないかと思う。高齢である上に検察の醜い捜査をやられると体は非常に危険な状態にならざるを得ないだろう。

警察や検察は、政府の一行政機関に過ぎないのだが、実際には検察の例で言うと政治家など眼中に無いという。むしろバカにしているのだそうだ。だから、よく「国策捜査」という言葉は聞くが厳密な意味ではそうではなく検察の「独自捜査」なのだ。だから、間違いも多いわけだ。しかし、彼らは政治家以上に政治的な動き方を学習している。この国の人々がまじめなのをいいことに、マスコミを利用することを知っているのだ。

しかし、ライブドア事件までは成功してきたが、小沢氏を「こらしめようとして」起こした西松事件では世論を味方につけるどころかバッシングにあってしまった。しかも、民主党政権の誕生を許してしまった。自分たちが一番と思っているのに民主党政権は、何かと指示し始めた。このままだと自分たちの特権も失う。それでは、まずトップに消えてもらおうかということになったのではないか。

アメリカでは、権力を行使する者は、選挙の洗礼を受けなければならないというしくみだという。この国でもぜひそうしたいものだ。特に警察や検察さらにはすべての公務員はそうだ。反市民的な行動をとると即座に職を失うというしくみが無ければ、連中も狂ってしまうのも無理はないだろう。今まで議論が無かったのが不思議なくらいだ。警察や検察については国民の代表が監視する機構を作り、逮捕権も与える。それ以外の公務員については、これも国民の代表が監視し今の厚労省にいるような人間のほとんどは失職するようなしくみを作ることがいいと思う。

公務員がおいしい仕事という気持ちでは仕事は無理だ。食いっぱぐれが無いというのは誰もが欲しい状態だが、それには30年とか実績が必要だろう。試験に受かったら資格が生まれるというのではこの国の受験と同じだ。そういえば、お受験でうまくすりぬけた大学卒が数々の問題を引き起こしているのも今だ。公務員の問題を解決するキーワードは「実践」と「実力」に尽きる。
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