この２週間

体調が悪くなったり、良くなったりの２週間だった。インフルエンザにかかってしまってはいけないというプレッシャーもあった。栄養のバランスを崩したり、体を冷やしたりで風邪をひく可能性はあるのだが、インフルエンザは、さらに体調悪化とウイルスとの接触がないとなかなかかからないものだが。言うまでもなく、インフルエンザというのは、相当に無茶をやらないとなかなかかからないという経験がある。長い時間、体温が下がるような環境にさらしたり、眠れなかったりだ。結局、妙なプレッシャーで体調が悪かった前半の１週間だった。

現在は、ほぼ調子が戻っているのだが、できればこの状態をずっと保ちたいものだ。おまけに今日は良い天気なので歩いたりすることも積極的にできそうだ。体調の悪い間の東京は、なかなか厳しい。電車に乗ることもしんどくなるからだ。仕事場に出ることさえ苦痛になる。仕事場に出たら出たで、しんどくなり、集中できない。体調が良くなれば何でもない日常が、一挙に苦痛に変わるのが本当に不思議だ。

今、いい本を読んでいるのだが、それによれば無理して食べないことだとある。食べなければ、生きられないし、元気にならないのだが、そもそも調子の悪い時には食事さえ難しい。少しでも気分がいい瞬間にほんの少しでも「おいしく」いただくことが大事なのだという。私も小食で、毎日の食事に苦慮しているのだが、意外に食事の方法には無頓着だ。もっと、気分を良くして少しいただくということを徹底すれば、調子の悪い時も何とかしのげるかもしれない。