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年金のシステムのことで私も微力を捧げたいと前回書いたのだが、これはけっこうマジだ。仕事と両立させながらとなると思うのでけっこうシンドイだろう。もっとも必要とされればの話だが。

長妻氏のこれまでの活躍から判断するに、8億枚を超える紙台帳とコンピュータ上のデータを確認する必要があるのだという。選挙の始まる頃まで、社会保険庁の連中はのんびり、片手間でやっていたというのを聞いた。要するに全く進んでいないとのことだ。この仕事は、要するに遺跡の発掘に近い作業だと思う。紙とデータを比較する単純作業をやりながらも、なぜ、こんな事態になったのかも追求しつつやらなければ本当のことはわからないと思う。

紙台帳は、破棄されているものもあるそうで、それはイメージデータをコンピュータ上で呼び出してやるのだそうだ。容易に想像できるようにスキャンがいい加減であるために読めないものもあるらしい。社会保険庁の連中は、自分らで確認せずにアルバイトに任せっきりだったようだ。自分たちに関係ないデータだからその程度の関心しか無かったのだろう。社会保険庁、あるいは厚労省の年金課の連中にしてみれば、これだけの量のデータを誰もチェックできまいと踏んだのだろう。

私も長妻氏と同じく、どうしてもこの年金のシステムをほぼ完璧なまでにするまでやらなければならないと思っている。自民のアホ先生のように「効率が悪い」とかの問題ではなく、まさしく長妻氏の言っていたように「国家の一大事」なのだ。民主党に308の議席を与えた国民のほとんどは、この年金システムを何とか解決して欲しいと思っただろう。現在のこの国は、国家とは言えない状態なのだ。

年金システムの解決の過程で、「歳入庁」という組織ができるようだが、これは税金と年金をセットで管理する組織だと聞いたことがある。ただ、そこで働く人間が社会保険庁とか厚労省の人間では納得できない。特に社会保険庁の連中は、全員処分する法律を作ってまで処分しないとダメなような気がする。厚労省も、「医療」「労働」「年金」と最低でも3つに分割しないと国家の組織としてまずいと思う。扱う分野があまりにも大きすぎると、結局、何もしないことと同じになってしまうからだ。

医療は医療、労働問題は、労働問題でやらなければ、国民の立場にたっての仕事は無理だ。しかし、自殺者が毎年3万人を超えるという問題に取り組むためには、労働だけではダメで医療分野からの視点も必要だろう。すべてではないにせよ、自殺者の増加、奇妙な殺人事件の増加は、向精神薬の乱用が原因であることが明らかになりつつある。一人のリーダーだけで解決しようとすると、おざなりになってしまう。互いに協力、協調しつつ問題解決にあたることが重要だ。

年金問題というか、厚労省の抱える闇だけでも私の寿命のウチでは解決できないような気がしている。長妻氏は、一人でもやるつもりだろうと思う。そして、そういう一人の意志が結局、多くの仲間を呼び、成功に向かって動き出すような気がする。私は、そういう彼の熱意に共鳴して、手伝いたいと思うようになったのだった。

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