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最近、ボーイスカウト時代の記憶が戻ることが多い。小学校4年から5年の間のわずかな期間だったのだが(たぶん)、いまさらのようにだが、私の心の成長に非常に大きな印象を残していることを感じる。「そなえよつねに(Be Prepared)」というのは、最も重要なモットーでもある。スカウト章にも書かれていて、最初に覚える言葉だ。

私は、中学校1年のときに「忘れ物が少ない」というのでほめられたことがある。クラス全員の前で担任にほめられたのだった。「どのくらいの時間、準備するんで?」「30分ぐらい。」「なんな、せーなら誰でもできらあ!」となじられたものだが、担任は「その30分をおめーらはせんのんじゃろうが!」とすごんだ。もしかすると、「そなえよつねに」の精神が根付いていたのだろうか。50を目前にしてもリュックに荷物をどっちゃり詰めて移動するのだから、今なお生きているといってもいいだろう。

今、当時を振り返ってみて全国のボーイスカウトのホームページを見てみると、面倒くさいことをやっていたなあと思う。手旗信号とかモールス信号とかロープの結び方とかの訓練をやったことは覚えている。追跡ハイクとかキャンプが印象的で今でも当時の雰囲気までも覚えているくらいだ。おもしろいことに、一見、軍隊的な組織のような印象を受けるのだが、いじめのようなことな無かった。上下関係の確執も無かったのではないかと思う。私のような変わり者が普通にやっていけるくらいなのだから、かなり開かれた組織だったのだと思う。

ただ、私のいたずら好きが過ぎて、同級生同士で仲が悪かった。けんかの弱い私は、相手が下手に出ていることに気がつかず、悪さを続けていたら、逆にやられたというパターンだ。これは、実に中学3年近くまで続いたのだが、相手が病気してしまい自然消滅した。相手は、巧妙に私をやりこめたのでスカウト活動の中で表面化することはなかった。だから、いじめが無かったというのは、表面的なことかもしれない。ただ、世代間のもめ事は無かったように思う。それほど牧歌的な組織だったのではないか。



(つづく)
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