一月後

お盆から一月しか経っていないが、「お墓参り」と称して連休中は岡山に帰っていた。親友と飲んで歌うことと、中学時代のクラスメート達と会うことを予定していたが、親友と会うだけに終わった。私の年代だとまだまだ、家族サービスがあって自由に行動させてもらえなかったのかもしれない。

おもしろいことに、２３日の夜、東京に戻ってきたのだが、今回は東京がうとましく思えた。また、戦場に帰ってきたという思いだった。特に総武線の駅で臭い香りをかぐとウンザリしてしまう。今の季節は、さすがに岡山の方が気候的に言ってもすばらしい。稲が成長していい香りがするのだ。私にしては珍しく畑仕事もしてきた。逆に、墓参りとそれ以外は何もしていない。

もう少し、ＧＨ１で動画を撮りたかったのだが、気分が乗らなかった。せいぜい、家の庭から見える風景を撮ったくらいだ。ほとんど部屋の中とか新幹線から撮った風景なので人には見せられないものだが、自分ではもちろん、楽しい。

去年もそうだったのだが、ここから年末まではけっこう空く。自分で予定を作って外に出た方がいいだろうと思う。年に何度も岡山に帰るのは無駄のように思えるのだが、ワンパターンに陥らないためにけっこう、重要なことがわかる。東京で暮らしていると、仕事と休みだけになり「うるおい」が無くなるのだ。

私には、特に心配事は無いのだが会社のこと、将来の仕事のこと、家族のこと等、まったく心配事が無いわけではない。問題解決に向けて、また、日々勉強するのみだ。動画の件も、何とか仕事に結びつけられないかと模索してみるつもりだ。自分で喜んでいるうちは、まだまだだろうと思うが、ネットに公開して話題になるようであれば、商売に近づくだろう。