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この間、夏休み最後の行事として龍雲のライブに行ってきたばかりなのだが、その時の会場で次のチケットを購入した。それが、実は今日のライブだった。西馬込という名前は知っているものの見知らぬ街でのライブだった。しかし、このところ調子の悪い私としてはあえて見知らぬ街に行くことが楽しく思えた。

仕事場を1時間早く切り上げてライブ会場に向かった。案の定、暗くなりかけた中での目的地探しは困難を極めた。GPSに住所を入れておいたのでこれを2回くらい使うことで目標を定めることができた。目的地は、池上本門寺の境内にある、「朗峰会館」だった。

ライブのステージ

午後7時スタートと聞いて行ったのだが、汗だくで着いた会場はがらんとしており、大昔の龍雲のコンサートのようだった。不安の中、30分近く待っていると、ファンクラブの代表の方が声をかけてくれてわかったのだが、30分遅くスタートするようだった。つまり、時間を間違って表示していたようだ。チケットには、正しく書かれていたらしい。

開演の頃には、ほぼいっぱいになったが、幸いにも私の周りは空きのままだった。しかも最後列だった。これは、私の得意なかたちであった。周囲に気兼ねすることなく、龍雲の動きを見つつ一人悦にいることができる空間ができたということだ。小さなホールなので龍雲もすぐ目の前だ。最高の環境ができていたわけだ。

気分がリラックスできたとしたら、後は龍雲の調子だが、これがなかなか良かった。聞けば、富山に行っていたとかでさっそく新作の歌を披露してくれた。当地では9月の初めに「風の盆」というのがあるそうだ。「おわら」とも言うそうだ。「暖簾」で作曲家大賞を受賞した時に誰かが歌っていたものにそういう歌詞があり興味を持ったのだそうだ。今年初めてどんなものなのかを確認したそうで大変興味深かった。

話だけで終わらず、新作の歌を作ってきてくれているのが贅沢だと思った。「おわら心中」という作品だとサイン会の時に聞いた。初の心中ものを書いたのだそうだが、一度聴いただけでも「これはいける」という感じだった。時間が無いのでサイン会はパスする予定の私だったが、「良かった」ということを言いたいためだけにサイン会にも出たくらいだ。

東京では、年末のコンサートがあるだけなのだが、こういう楽しいライブがあった後では、物足りない感じがした。興味が無い人では全く楽しめないと思うのだが、私には本当に楽しいライブだった。龍雲自身も「日蓮が乗り移っているようだ」と軽口をたたいていたくらいなので調子が良かったのだろうと思う。歌を作りたくなるという龍雲の話を聞くと、まだまだ龍雲は楽しませてくれると確信した。

龍雲には「高台にて」という曲があるのだが、西馬込はそこに描かれているような街だと感じた。静かな住宅地なのだが、坂がたくさんあって、上り詰めるとビル街が下に見えるのだ。朝とか夕方は、都会っぽい光景だろうと思う。私のような田舎もんにはつらい土地だと思うが、ちょっと行ってみるにはいい街だと思えた。龍雲を追っかけて、東京の行ったこともない街を知ることができるのが楽しい。
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