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昨夜は、うじきつよしと父の対話という形式で戦争を考えさせる番組がおもしろかった。あまりに父を高圧的な口調で責めるうじきに対して、番組ディレクターが異を唱えるというのも異例だった。うじきに「すべての戦争はいけないのですか?」「自分の家族が殺されそうな時に守ることも戦争ですよ。」と迫る。うじきは、有効な反撃を加えられないでいた。

この問題の正解は、そのような状況にならないようにする、というのが本当のところだろう。ディレクターの言うようなことは、典型的な戦争肯定論なのだが、こういう発想が大勢を占めると文字通り、血で血を洗う戦争の時代が続くことになる。戦争の無い世の中を作るためには、自分は戦争は嫌だと逃げる人々が多くならないといけないと思う。そして、自分が守るから早く逃げるようにと言う少数の好戦的な人間でバランスがとれると思う。

前の戦争では、これと間逆で国民を死ぬことに追いやった政府が存在した。その政府が養っていた軍隊は、沖縄の住民を守らなかった。守らないどころか、自分たちの「仕事」をするために洞穴から追い出したり、自殺を強要した。口では、まろやかなことを言っていてもいざ、戦争になると現実には、こうなると思える。

現実には、自衛隊という軍隊を持ち、万が一他国の侵略があった場合には、どうなるのかという議論なども無いままに今後も続くということになるのだろう。私が政治家ならば、ただちに自衛隊そのものを解体して、国土防衛に特化した「救助隊」に改編すると思う。主な仕事は、国民の救助だ。現在でも災害の救助をやっているが、それをもっと本格的にやってもらうのだ。海外の救助にも行かないこともないが、それはあくまでも特別な行動とするべきだ。

現在の自衛隊をめぐる汚職事件などは、そもそも自衛隊に仕事が無いことから起こるとされている。戦争のために作った組織であるのに、戦争はしてはいけないという憲法を持っているのでできない。こうなると、いかに、組織の中で「おいしい思い」をするしかないのだろう。ただ、私には自衛隊にいるクラスメートがいる。主にレーダーの担当と聞いているが、われわれが眠っている時にも仕事をしているそうだ。火山の噴火があった時などは、24時間体制で監視体制に入るという。

まだまだ、この国では大雨や台風で被害が出る(出ても仕方がない)程度の防災体制でしかない。自衛隊が救助隊として活躍する場面は山ほどあるのだ。そして、近いうちに起こる大地震についてもどのようにすれば最小限に抑えられるかのシュミレーションとその対策をやってもらいたい。実際に行動をするのは、政治であっていいと思う。ちゃんとした仕事があれば、内部でいじめをやったり、自殺者を出したりすることも無くなるのではないか。

私は、先の戦争を少し研究してみたが、二度と戦争はやってはいけないと思う。前述のディレクター氏のような問いをされると、家族を守る派になってしまうのだが、それは、究極の判断であって、できるだけ逃げるべきだと思っている。政治のしくみもそうしなければならないと思う。つまり、戦争を決定するような議会は、その賛成者全員をまず徴兵して、もっとも危険な最前線に戦争終結まで派遣するという法案だ。

政治家が自分に不利な法案を通すはずがないとは思うが、戦争はしないというのであれば、通してもいいのではないかと思う。この国で、軽々と軍備を増強すべきだと言うような人間は、「軍備」ということが「他人事」なのだと思う。自衛隊でまかなえる間はいいのだが、「足らなくなったらどうする?」という想像力が足らない。もちろん、足らなくなれば、徴兵法を作り、徴兵するだけのことだ。

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