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きのう、ケーブルテレビの番組表を見ていたら、『二十歳の原点』があるというので見てみた。一度は、見たことがあるようで見覚えのある映像が所々あった。きのうは、仕事もあったのでよそ見をしつつ見たため、肝心のベッドシーンをよく見ていなかったのが悔やまれる。

京都を舞台とした映画だけに昔の京都が少し見られるのが魅力だが、全体として古色蒼然とした映像であり、今の人にはうけないことは間違いない。私は、学生運動とか、心の病に興味を持っているので気になる映画だった。高野悦子は、結局の所、薬の影響で自殺まで追い込まれたのではないかと私は判断している。映画にも睡眠薬を飲んでも効かないという件が出てくる。

今ならば、いろんな立場の病院があるので「死」まで行くことはなかったかもしれないが、時代が時代だけに誰かに相談してもわかってもらえるわけではなく、「死」を選択することでしか苦しみから逃れる手段が無かったのかもしれない。私も、20年以上も前に京都で暮らしていた頃、失職をきっかけにうつ状態に陥り、極度の不眠症に陥った。私には、病院へ行くという知識も無かった。たまたま、田舎へ帰るということで回復したのだが、下手に病院へ行くことをしなかったのは、幸運な選択だったと思う。

私には、京都時代はまだ「新しい」感覚だが、さらに10年さかのぼる浪人時代となるとさすがに「昔」という気がする。30年前だから当然といえば当然なのだが、ぼんやりした性格なので30数年経ってみて、初めて「時間が過ぎ去った」と感じるのだった。青春ドラマとか古いアニメとかを今、ありがたがっているが私は、ほとんど本放送をリアルタイムで見ている。そして、あの頃に近い映画やアニメを見ると、もうあの頃には二度と戻れないし、やり返せないのだ、と衝撃を受けることがよくある。その時、その時は忙しく過ごして来たつもりだが、無駄な時間も激しくあったと思う。

浪人もなんのかんの言って、「意味があった」と思いたい私だが、実際には無駄な時間だったと思う。この4年間が、私とクラスメート達との「差」なのかもしれない。京都での7年間は、クラスメート達が大学生として過ごした期間に匹敵するくらい自己を見つめ直す時間であったことは紛れもない事実なのだが、できればその結果、どこかに就職したという結果があれば良かった。私の能力不足が大きいのだが、親父の死というタイミングにもぶつかってしまい、京都は目的半ばで去ることとなった。

高野悦子は、わずか20歳で自分の生涯を自ら閉じてしまったが、私は失敗に失敗を、挫折に挫折を重ねつつ、今でも生きている。他人から見れば愚かな人生かもしれないが、一瞬一瞬を必死に生きてきたつもりだ。大学を目指したことも間違いではなかったのだが、自分の能力では無理だということをもっと早く判断できたら、良かったかもしれない。実際、仕事を始めてみると意外にも「敵」ばかりではなく、共感を示してくれる人も出てきた。その結果が今だと思っている。

私は、これからも命ある限り「がんばる」つもりなのだが、それは仕事だけでは満足していない。この国が、60数年前の戦争に走ったように再び道を誤らないようにこの国の頭脳としても活躍できたらうれしいと思っている。今の仕事は、仕事を通じて人々に知識をもたらすものだと思うので納得しているのだが、もっと直接的に学問で、意見で貢献できたら、望外の喜びだ。一人の人間のでこぼこ人生がそのままで終われば、単なるアホの一生なのだが、私は自分の失敗や挫折は何らか人の役に立つのでは、と考えている。歴史や法律、コンピュータの本格的な勉強も続けて行きたい。そして、何かをしたいという気持ちをこれからも大切にして生きていきたい。
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