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今回の帰郷は、体調があまり良くないせいか、昔のことをよく思い出してしまう。小学生時代のことや中学生時代のことを中心に思い出してしまう。ちょうど、それは1970年代のことだ。良くも悪くも私は、この時代に青春時代を過ごしたのだし、「明るい未来」を信じ切って生きていた。もちろん、小学校4年の頃からパニック障害を持っていたものの、中学校・高校と運動を始めるとそんなものは、忘れたかのように消えたのだった。

1970年代は、実際に「しっかりした」社会だったのだと思う。のほほんと生きていてもだまされることはなく、むしろちゃんとするよう励まされたりするような社会だ。医者もインチキは少なく、無駄な薬を出すような医者はあまりいなかったのではないかと思う。私のような者がぼんやりして受診しても大したトラブルは無かったくらいなのだから。

それが今はどうだろう。たまたま、精神科で気がついたに過ぎないのだが、医者の劣化が激しい。いや、医者だけではない。マスゴミと呼んでいるマスコミや公務員、教師、検察、警察、裁判官に企業の幹部クラス。実は、私と同世代の人間が今では第一線で活躍しているはずなのだが、そいつらがどうもおかしいようだ。

おかしさの原因は、「頭脳の劣化」だと私は思っている。彼らは、大学合格のみを目標として生きていたはずだし、それを通過すると後は燃え尽きに等しい精神状態に陥ったのではないか。新たな勉強をせずともなんとか暮らせるうちに、それに慣らされてしまったというのが真実に近そうだ。それは、公務員でも企業でも同じ事だ。医者や教師といった専門的な仕事でも同じかもしれない。先人の敷いたレールの上をただ走るだけで疑問に思わない、そんな生き方だと断言してもいいだろう。

もっとも私が大学に行っていても大して変わらなかったかもしれない。その点は何とも自信が無い。やる気はあったものの、怠ける気も大いにあった私だからだ。いつも思うのだが、私が大学へ行けたところでつまらないカリキュラムに失望して卒業はおろか、進級さえ満足にできていなかったのではないか。ただ、既存のルールに対する反発はあったので、本当の勉強はこうなんだという方向に進んだ可能性はあるかもしれない。私は、そういう発想に近いものとして大学紛争があると思っている。

この国が良くなるためには、頭脳が良くならなければならなと思うのだが、今の大学のあり方ではとても無理だと感じる。卒業することが目的のような研究機関など、しょせん役に立たない。今という現実が答えを出してくれている。大学が高校を卒業すれば誰でも行ける場になればいいと思う。ただし、卒業証明も資格も大学は出さない。多くの無能な学生は困るかもしれないが、勉強が目的の人は特に困ることはない。学歴社会も受験地獄も終わるのではないか。勉強したい人が勉強し、そうでない人は実業の世界に入る、当たり前の社会になるだけのことだ。知識が欲しければ、実業の世界から大学に行くことも自由にすればいい。

勉強して、真の実力がついたならば、何もマスゴミと言われるようなウソの情報を毎日垂れ流すことも必要無いのではないか。自分で調べて分析した記事を書けばいいだけのことだからだ。そして社会を惑わすような情報を無くして行くこともまた、社会を良くするための工夫の一つだろうと思う。忙しい人は、結局、テレビや新聞、雑誌などの情報を真に受けてしまい、判断を誤りやすい。一つ一つは小さなことかもしれないが、結果として今を見る場合、決して小さなことではないのだ。権力によって野党の党首がいつでも葬られるような社会の未来は、決して明るくはない。
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