小ネタ

中村雅俊の息子が大麻所持で逮捕されたという。この時期なので、マスゴミの情報は信用できないのだが、仮に真実であったとして雅俊はショックだろう。中村雅俊は、若くして有名になり、結婚もし、子供にまで恵まれて何の不自由もないような人生だったのではないか。私も青春同窓会でごく間近で見たことがある。私たちのようなミーハーにもやさしく、気軽にサインに応じてくれていた。順風満帆な人生は、中村雅俊の人間的な魅力の結果だと思う。俳優としてどうかとかに関係なく、好かれる人間だったことが大きい。

それが今になって息子からしっぺ返しを食うとは、また格好のマスゴミねたを作ったものだと思う。マスゴミは、常に売れる記事を提供する。これまでは、理想的な家族で稼いできたが、今後は大麻で逮捕の家族で売ることだろう。芸能界であれば、初犯では執行猶予が付き「過去の話」になるのだろうが、本人は大丈夫だろうか。なかなか止められないのが麻薬なのだ。簡単に止められるならば、誰も苦労しない。ある種の麻薬と言えるコンスタンを止めるのがどんなに苦しかったことか。中村雅俊は、今後の人生を息子の更正に費やすべきだ。それでも、更正が可能かどうかはわからないのだ。大麻は、そこまでに重大な依存性を持つ。

同じく、青春スターの森田健作が千葉県の知事に当選したのはいいが、身分を詐称したり、まじで政治資金規正法にひっかかる献金をもらっていたという疑惑が出ている。政権与党の力で当選しただけに、最悪の場合、アホウ太郎が指揮権発動してでも逮捕は阻止するのだろうか。今や、狂犬のようになってホシをあげたがっている検察が森田健作を逮捕すればおもしろいことになりそうなのだが。そう、そうなれば、自民のアホ先生たちも捕まらなければ辻褄が合わないからだ。

森田健作が当選したのは、農家の期待が高かったからだという。宮崎県の東のような活躍を期待されたようだ。もともとしっかりした農業の地なのだが、知名度がイマイチで大きな売り上げには結びついていないそうだ。ただ、森田健作に同じような活躍ができるかどうかというと、これは厳しいような気がする。森田健作のキャラクターは青春のスターだからだ。東のようなキャラクターで宣伝マンになれると思えないのだ。

記者会見を見た限りでは、ドラマの役と同じように空っぽのような気がする。青春ドラマをやっていた時代ならば、まだ若さでカバーできたが、今や極悪の自民と仲良くなった青春スターだけに清新さも無い。それに加えて今回の疑惑だ。４年間、ずっと疑惑を背負いつつ何もできずに消えて行く運命となるのだろうか。何かすると言っても中身が無ければ、それも難しいのではないか。青春ドラマのスターで終わって欲しかったのだが、芸能だけで生きることも厳しかったのだろう。中村雅俊と違って森田健作は、人望が無かったのかもしれない。むしろ中村雅俊が東京都知事になるというのならば、応援したい気持ちだ。彼が空っぽならば、誰もが知恵を貸してくれるのではないだろうか。