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結婚もできない私が「離婚」について書くのもおかしいのだが、藤原紀香の離婚報道が目立つので書いておきたい。夫の陣内が昨日、「僕が悪いんです」という会見を行ったという。浮気をしたのであれば、その通りなんだろうと思う。しかし、夫だけのせいなのか。そこが気になる。

少し前に、陣内がインタビューで藤原紀香の収入について聞かれ「知らない」と答えていたのが驚きだった。この夫婦、そんなことも話せない仲なのかと思ったものだ。

私が人の離婚について思うことはただ1つだけ。どちらかが一方的に悪いということはないのではないかということ。そして、他人に説明してわかることではないということも知らなければならないだろう。陣内が一方的に会見して謝ってお茶を濁すというやり方は良くないと思う。説明してもわかるわけはないのだから、黙っておくのでいいのではないか。

もっとも、それを通すためには、テレビを入れたりする披露宴はやるべきではなかったろう。もっと地味婚はできなかったのか。説明してもわからないことを説明し、一方的に自分が悪いと言っても結婚をしている人には「ウソだ」とわかるのではないだろうか。

「婚姻届」「離婚届」は、形あるものとして男としては理解しやすい。しかし、実際には形だけのことだ。結婚も、離婚も「事実」でしかないのではないかと思える。つまり、女にとって「離婚届」を出さなくとも、既に離婚が成立している場合もあるし、逆に結婚が成立している場合もあるということ。

しかし、男はまだ届けをしていないから離婚していない、と思いがちだ。夫婦そのものであっても届けをしていないから、結婚していないと思ってしまうのだ。それ故に、形式には非常に注意しなければならないと思う。紙きれ1つで人生が変わってしまうこともあるのだ。

結婚は、紙で決まるものではないと思う。お互いの気持ちでのみ成立するものだと思う。気持ちが離れた時が離婚なのだ。同性の「親友」のようなものが結婚の正しい姿ではないかと私は思っている。性が異なるためにお互いにとまどいや迷いがあるのだが、そこは愛という名の「絆」でカバーして行くのではないかと想像している。


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