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この国を救うのは、「頭脳」だと思っている。ずっと前から主張しているのだが、私にその「頭脳」があるわけではないので伝わらないのだ。教授とか医者とか官僚が「優秀」とされるのだが、もうずっと前からその伝説は崩れているようだ。有名大学を卒業しても「優秀」とは限らず、下手な経験を何年積んでも「優秀」とは言えない。そこに思想が無いとどうにもならないようだ。すべての学問に通じる、「なぜそうなったのか?」という問いから始まらない研究や政策、そして政治は無意味なのだ。

私は今までいろんな人と論戦をしてきたのだが、もっともヒステリックで私を怒らせた意見は、兄貴のものだった。私という人間をよく知っているだけにグサリと心をえぐるような言葉が出てくるわけだ。論争して結局、出てくるのが「悔しいなら、大学へ入ってみい。」ということだ。ある意味、これ以上の反撃は無いかもしれない。事実、私はどうしようが大学へは行けそうにもないからだ。

他の論敵も同じようなものだが、私を知らないだけに大学は、選べばどこかに合格できると思っているだろう。だが、私はその可能性は無いと自分でも思っている。そう、そもそも受験勉強に興味が無いからだ。入学するためには突破する他ないにもかかわらず、興味が無かった。そこに思い至らない意見は、ちょっと弱い。その点、兄貴のものはよくわかっているだけにキツい。

今では離れて暮らしているし、もう昔のことなので今さら議論することもないのだが、今やったとしても同じことの蒸し返しだろうと思う。お互いに、自己の価値観を失うことになるので自己の存続にもかかわる重大なことだ、譲れることではないのだ。ただ、それでも私は自分が正しいと思っている。コンピュータをやり始めてから特に強く思う。大学へ合格して、教えてもらわなければならないような人間は、そもそも何も学ぶことはできない。私は、そう思っている。大学でやるべきことがある者のみが大学へ行って学問をする意味があるのだ。

しかし、この国のシステムがそうはなっていないだけに、圧倒的な多数で私の意見を認めようとはしない。要するに、大学を卒業し、有名大学あるいは高級官僚に「なった」人間は優秀らしい。現在のように国の危機にその「優秀さ」が幻だったことがわかると思う。アホー太郎が学習院を出たことが話題になっているが、大学も迷惑だろう。いかにもお金さえ積めばあほうでも卒業できるかのようだからだ。

感情的な争いはやめにして、私は誰もが頭脳を身につけるチャンスがある国を作りたいと思う。アホー太郎のような輩が大学へ行くのも許そう。しかし、行っても無駄だということをわからせるために大学では何の証明書も発行しないシステムとするのだ。何年通っても自分だけが主張するだけの学歴になる。社会に通用する資格は、自分で証明するということになる。大学の証明書に頼っていた企業の人事部はたちまち大混乱することだろう。少しは、頭脳を使うことになっていいかもしれない。

私も現在は、確かに大学は休戦状態で特に大学を目指すようなことはしていない。今も昔と同じで私の「学力」ではとても合格できそうにないからだ。しかし、私は自分にその資格が無いとは思っていない。残念ながら、合格に向けての「技」(=思考停止の)を持っていないからだ。国家が、本当に頭脳を求めて大学を刷新するようなことがあれば、私は一番に名乗りを上げたいと思っている。星とかロケットの研究なのであまり役に立たないものかもしれないし、私の寿命が間に合わないかもしれないのだが、夢を追うことが重要なのだと言いたい。これを止めるならば、死んだも同然なのだ。
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