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前作、「うつ」のとらえ方についてある方からお叱りをいただいた。私としてはせいいっぱい書いたつもりなのだが舌足らずであったかもしれない。私なりに考証しつつ再論したい。

まず、冒頭の「自分が病気だと思っていると治る方向には向かない」とは、あくまでも「うつ」の側に立っての意見だ。製薬メーカーの世界戦略もあって、うつは脳の病気ということになっている。だが、薬が効いたというのは、医者の意見であって「うつ」にかかった人の意見ではない。もっとも個人差があるので、私がタミフルを飲んで「効いた」と思ったの同じようにSSRIを飲んで効いたと言う人はいると思う。効かない人もいるので問題になっているわけだ。

抗うつ薬に関しては疑惑が多すぎる。自殺の副作用が報告されているにもかかわらず、知らされなかったりすることだ。飲んで2週間効かないというのも怪しい。薬としては異常な事態であることを知らなければならない。最近では、その副作用に「殺人」があることもはっきりしてきている。なかなか、マスコミは薬を使っていたと書かないのだが、不可解な殺人事件に薬がかなり関与していると見ていい。

結局のところ、「うつ」の症状を引き起こす原因はわからないが、何とか気分が良くなる方向に持って行かなければならないことは明らかだ。その際に、精神科医の言い分ばかりを聞いていると廃人にされてしまうということだ。私自身、そうなりかけたのでこう書いたのだった。薬以外で自分のためになるものを発見して欲しいという願いであった。

次に、「抗不安薬やSSRIは、良くて対症療法であり、個人差により「うつ」を引き起こすことさえある。危険な「覚醒剤」と思うべきだ。そんな知識も持たない「うつ」の方々は、確かに「病的」なのだ」と書いたのは、もちろん最初から知っていたわけでも何でもない。自分で調べたり、このブログでリンクをさせてもらっている溝口さんや「精神科医の犯罪を問う」さんのブログに触発されてのことだ。私の経験も加えると抗うつ薬とは危険な覚醒剤と等しいと思える。「病的」とは過激だったが、非難しているわけではない。いろんな人の意見を聞いて、薬を止めて欲しいと思うだけだ。

また、「うつの原因を突き止めて、「忘れる」ことができなければ「治った」という実感はつかめないはずなのだ。なぜなら、それを理解するのも自分の心なのだから。」とは、私の日頃の思いをそのまま述べたに過ぎない。ここで、悲しみに触れていないのは私自身がまだ、悲しみから「うつ」状態になったことがないからであり、忘れているのではない。私も「あいつにこんなことを言われた」といつまでも憎んで自分が具合を悪くしたパターンなのだが、ある人の助言で忘れることにして救われたのだった。自分なら変われるのだが、他人なので無視するしかないのだった。同じように、怒りからうつになっている人々にもそれこそがうつの原因だということを認めて、忘れて欲しいと思ったのだった。

精神科医が科学的とは言えないという「理論」も最初からそう思っていたわけではなく、私自身が精神科医に裏切られた思いなのでそう書いたのであった。この国では、まじめな人が多いのでまさか医者がいい加減なことをするはずがないと考えるのだと思う。しかし、その、「まさか」が精神科医の間で起こっているのだ。彼らのやるべきことは、仮に薬を使うことを正しいと認めても、「患者」を相当、厳重に追跡調査しなければならない。薬の効き具合とか、副作用とか、離脱症状とかを見極めなければならない。現実はどうだろうか。そんなことをやっている精神科医を少なくとも私は知らないのだが。初回の診察のみ30分で薬漬けが完了したら後は、処方だけというのが大方の人の実感ではないだろうか。

「心の科学」の一つの実践という意味で私は、テーラワーダ仏教を推薦するのだが、これには好き嫌いは当然あると思う。友人に、瞑想は興味あるかと聞いたところあるというのですすめたら、かなり効果があったと喜んでもらえたのだった。そういう経験があるのでいろんな人にすすめるが、たいていは相手にされない。だが、カルトではないので興味が無いならば、「ああ、そう」と言うだけだ。私は、スマナサーラ長老の説くように考えを改めることで、ほとんどのうつの方々は、状況が激変すると信じている。もちろん、良い方向にだ。断っているように、本来ならそれを私の言葉で表現できなければならないのだが、私自身が未熟者なので、そこまでには至っていないのだ。「うつ」になるきっかけとなる言葉を言われた相手のことは無視すればいい、というのは、スマナサーラ長老の著書にも書かれていた。

また、「何が原因で今の不調があるのかを考えるのが大事だと思わないのだろうか。他人は、自分ほど理解はしてくれないことに気がつくべきだ。」とは、私には常識レベルのお話なのだが、確かに原因に近づきたくない時期もあるだろうが、それは時間をおくなりして検討したらいいことだ。しかし、いつまでもというわけにはいかない。大切なことは、原因があって結果があるという事実だ。薬にやられてしまい、じっくり考えられないかもしれないが、ここはひとつがんばって欲しいと思う。何か特別な力が作用して、「うつ」を引き起こしているのではないことを知って欲しい。そして、自分にしかわからないことを他人に聞こうとしないことだ。私自身もずっと自分もわからないことをよく医者に聞いていた。医者が自分よりも詳しいとしたら、それは、明らかな外傷とかがある場合に限られる。「心の中」までは、医者にゆだねるべきではないだろう。

これからの世の中を生きて行くためには、自分の常識を信じることだと思う。おかしいと感じたら、先生でも医者でも弁護士でも裁判官でも警察でも疑ってみるべきだ。自分の命は自分で守るべきだと思う。「うつ」あるいは、「パニック」には相当、悩まされたのだが、世の中を再検討するという意味ではたいへん参考になった。これからも、うつ状態になったり、パニックになったりすると思うのだが、もう精神科医には騙されないつもりだ。薬も飲むことはないと思う。もし、自分に負けて狂い死にするのであれば、私はそちらを喜んで選ぶ。コンスタンの離脱症状と闘って薬を止めた経験は、強固な自信となっている。

うつを家庭医学書的な知識で解決しようとせずに、じっくりと休んだ後には自分で治す努力をしてみて欲しい。うつは原因不明の病気だと思いこんでしまうと、精神科医の呪縛から逃れられなくなる。脳の病気だと思いこんでしまうと薬から離れられなくなる。あくまでもきっかけとなった出来事と自分との関係で引き起こされた精神的なピンチ状態であることを忘れないでもらいたい。
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