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状況といっても政治とかの話ではない。「うつ」の状況という意味だ。秋口に調子が悪いという記述を見ることが多かった「うつ」関係者のブログだが、年末になってどうなのだろうか。少しは良くなったのであろうか。その点が気にかかる。

調子が悪いと記述している人のほとんどは、何らかの向精神薬を服用しているようだ。飲んでいることではなく薬を断って「離脱症状」で悩んでいるのは私の知る限りでは「たまごエンジェル」さんのブログに集う人々だけだ。たまごエンジェルさんは、仕事をしながらのボランティアだと思われるのであまりに「調子が悪い」人ばかりに質問を浴びせられるとお手上げになってしまうと思うが、健在だ。外国語に堪能なようで海外の文献を翻訳してまで情報を提供してくれるのがスゴイところだ。

一方でDr.林のような積極的「病気」制作者もいる。彼の「精神科Q&A」にかかると人の性格まで病気になってしまうかのようだ。私が思うに、彼自身も向精神薬を服用しているのではないか。自身も「うつ」状態でこのQ&Aを続けているのではないか、そんな印象を受ける。NHKにもたびたび登場しているらしい、野村総一郎氏も積極「病気」創造者なのだが、最近では軌道修正しつつあるらしい。(「うつ病の虚構が暴かれた」精神科医の犯罪を問う、2008年10月10日の記述から)

結論としては、「脳の病気」については、まだ何もわかっていないというのが現実なのに、「儲かる」薬物治療だけが先行して問題を大きくしている、というのが現実の姿だ。タミフルの場合もそうなのだが、国家の思惑が入り込まない組織による正確な調査が急務だ。アホウ太郎の政権ではもちろん無理だ。少なくとも、睡眠薬、精神安定剤の乱用を食い止めなければ自殺や殺人が止まらないように思う。小泉の時代もそうであったように、マスゴミも向精神薬のことではまったくといっていいほど情報を出さない。出すと広告収入が激減するのだろうか。

正しい生き方、というほどでもないのだが、医者とか薬との正しいつきあい方を個人が知ることも必要だし、医者をしのぐほどの知識を持つことが必要だと思う。なぜなら、医者は、薬学についてそれほど知識を持っていないからだ。しかも、重要なことについての知識が無い。医者とのつきあい方とは、結局、「完璧主義」をやめるということ。私などは、自分は努力せず、医者に何とかして欲しいという姿勢だったことが薬漬けにされるきっかけだった。

これからの医学部は、必要最低限の知識だけではなく、薬学についての深い知識が無ければ医者になれないように再教育しなければならない。そして、少なくとも10年以上の臨床経験を持たなければ、「医者」を名乗れないことを法律で決めるべきだと思う。アホウ太郎が言っていたことで一つだけ真理があったと思うが、それが医者についての評価だ。

今の医者は、社会性を持たない。これは事実だ。大学を出たてか、あるいは在学中から「先生」とおだてられていると、人間おかしくなるのも当然だろう。しかし、経験の無い者が人を救うことが可能だろうか。ほとんどの場面で無能なのが当然と考えるべきではないだろうか。医療といえども他の仕事とその点では同じだ。しかも、事は重大で、人の一生にも関わることだ。バカ医者に薬を処方されて人生を狂わされた人も少なくないのだ。

医者を本来の意味での「医者」として育てた後に、患者との和解が生まれるのではないかと思う。今の医者の側にしてみれば、とても人間のやれる環境では無いという状況で医療に従事しているのに、なんで自分たちが悪く言われなければならないのかという思いが強いと思う。彼らの自信は、ほとんど狂気とさえ感じることがある。患者の側にしてみれば、まともな判断、まともな処方をしてもらえれば文句は無い。それさえも無いので怒っているのだ。

この矛盾は、正しい医者の育成、患者側の適度な健康管理で防ぐことが可能だ。そして、攻撃すべきは、国家の怠慢だ。既に何度も書いたように今のアホウ太郎とその一味では、この問題を解決できない。
ただし、新政権でもただちに激変することは期待できない。今後、10年あるいは、20年単位でゆるやかに変わって行くことだと理解しなければならない。変わることを確認するためにも個人個人は、それまで、大きな気持ちで生きることが肝要だと思う。

「脳」についての研究が進むことを私も願っている。「うつ」についての研究も進むことを願っている。とりわけ、「薬」の効果は疑問であることを第一線の研究者に語ってもらいたい。そうしなければ、今、薬を信じて飲んでいる人を本当の意味で救うことはできない。向精神薬は、覚醒剤の一種だという認識をもっと広めるべきだと私は思う。厚労省が認可しているので余計にアブナイ薬だと思うべきだ。

「うつ」については、別の癒しが必要ではないかと思う。多くは、企業組織の中で発生することは間違いないのだから、企業の組織論から始まらなければならない。うつになる原理は、それほど複雑なことではなく、「無理」が原因だと思う。私のように大学受験をきっかけにうつに陥ることもある。これは、「大学に行きたい」という思いと「しかし、不合格になってしまう」という現実の前に形成される。それならば、この現実を変えれば「受験うつ」を治療することはできる。私の言うように高校卒業をもって、大学に行く資格とすればいいのだ。企業の中で発生するうつも「無理」がほとんどの原因ではないかと思っている。

ただ、この国のしくみと同じく、100人いれば100通りの処方箋が必要だ。大きくは、解決の方向に向かって動かざるを得ないのだが、時間がかかるのだ。解決に向かわない企業は、倒産するだけなので解決に向かわないという選択は無いように思う。だから、それまでの期間をいかにリラックスして過ごすかが重要なのだ。ここまでは、さすがに企業も関われないだろうと思う。また、関わって欲しくもないというのが現実ではないか。

対人関係で形成されるうつについては、個人のストレスを解消する力量によって左右されるので解決は難しい。文字通り、言いたい放題の人は、まず、うつの心配は無い。本を読むまでのことはないのだが、「怒らないこと」がうつを防ぐポイントだ。もちろん、怒りのエネルギーを有用なことに発散させるという意味だ。ずっと怒りをこらえているとそれこそ、うつへの道にまっしぐらだ。怒ったところでそれをそのまま表現できる場面は少ない。それ故に人は、うつになってしまうのだ。私もそうだった。

今では克服できたのか、と問われれば、そんなことはないと答える。薄氷の上を歩くような思い、綱渡りをするような思いで生きているだけなのだ。生きるということは、それだけ想像もできないような場面に出くわすということであり、「予定通り」には行かないからだ。できるだけ怒らず、自分の能力を磨いたり、無知を克服すべく不断の努力をすることで、かろうじて免れているだけのことなのだ。知識があれば、怒らなくて済むことも多いからだ。

今年、後半になって次の世代を育てるという意識が芽生えた。それが今までとは違うと言えば違う点だ。そう、自分がいかに生きるかというような段階ではないのだ。次の世代の人々が、いろんな困難を乗り切れるように生きられるべく、あれこれと模索しなければならない段階にあるということ。自分が楽しくても仕方ないというか、ほとんど意味が無いと思う所以だ。

それは、年末になって強まっている企業の態度にも感じる。連中は、人件費を物のように思っているようだ。簡単に「削減」できると思っているところが驚異的だ。簡単に人件費を削減するような企業の経営陣は、総退陣すべきだろう。何度でも書くのだが、苦しくなったら首切りだというのであれば、経営は不要だ。つまり、経営の責任者はいらないのだ。

連中には、次の世代というのが見えていないように思う。時代は、とぎれとぎれに進むのではなくつながっている。悪いときもあれば、いいときもある。悪いときこそ、次世代に向けていろんな準備をしなければならない。何をするかは人の頭脳が生み出すと考えるのが妥当だと思うのだが、その頭脳を切り捨てている。これでは、良く、なりようがないのではないか。

私が仕事を与えられずあえいでいた10年前も同じようなことが起こっていたのだろう。企業は、すぐに儲けられる人材だけを求めて育てるなどとは露ほども考えなかった。当時、プログラマーとしてもたいしたことはなかった私には仕事が与えられなかったようだ。当時、私を採用しなかった企業は、今もうまくやっているのだろうか。お荷物を背負い込まなかったから、当然、うまくやっていることだろう。ただ、次世代は育っていないのではないか。人を育てないのだから自然に育つはずがないと思うのだが。

2008年の年末を静かに迎え、私の頭にはいろんな思いがうごめいている。今の仕事環境でどこまで行けるだろうかという思い、こんな状況で満足するのではなく、国家にも影響を及ぼすような仕事をやりたいという色気、偏った考えの私には無理と思いつつ、いろんな人材を育ててみたいという野心。私としては、あと10年はがんばれるという自信はあるのでとことん、やるつもりでいる。あわよくば、20年後もと言いたいところだが、そんなに先まではわからない。

自信を無くした人に自信を与えられるような人間になりたいものだ。そうできることが今の私にはもっともうれしいと感じられる。

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