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岡山で仕事をしていた時だったが、「課」が違っていたが私と同じ誕生日の「課長」がいた。入社当日にそれを知らされたのだが、少し、はにかんだ感じで悪い気のしない男だった。

おもしろいことに、その男の印象は結局、その時の第一印象のままだった。いろんなことがあったのだが、器の小ささとか頑ななこととか、まじめなこととかが似ていると思えた。他人からは、そこそこの才能は認められるものの、「キンタマが小さい」と陰口をたたかれるのだった。その課長も同じことで、「課長」なのだがバカにされる程度でしかないのだ。

会社が傾きかけた頃、一緒に行動しかけたこともあった。私は、この課長が私に仕事をさせてくれるのではないかと期待したものだったが、そんなことはなかった。今の私と同じく、自分の頭の上のハエを追うのがせいいっぱいということだったのかもしれない。正論を言うのだが、人望が無いので信用されないということなのだろう。ああはなりたくないと思って生きてきたのだが、結局、同じような人間になっているのではないかと思い、ぞっとしている。

私も会社を立ち上げて何年にもなるのだが、人が増えるでもなく発展するでもなくただ、続けている。自分は会社を大きくするのだと言っているのだが、取引相手からは、「本気でそう思っているのか」という質問をされる始末だ。「おまえにそんなことができるわけがない」という意味なのだと解釈している。

確かに人望が無いと人は集まらない。毎月、給料を出せるということも大事だが、人望は必須だ。ただ、この時期リストラをやっている企業を思うと超有名企業も大したことはないのだなと思えてしまう。ホンダやトヨタ、キャノン、IBMのことだ。連中は、忙しくなれば増員し、暇になれば、切るということを繰り返している。ならば、経営陣は不要なのではないか。そんなことなら誰でもできるのだから。

私のような「キンタマの小さな」人間でさえ、会社を楽しいものにするにはどうしたらいいのか日々、悩んでいるし、5年後、10年後の将来も考えつつ生きているというのに。恐らく、大企業病というやつなのだろう。自分が社長をやっている間は、「問題」を起こして欲しくないという発想だ。確かにそういう発想ならば、問題が起こらないというか、問題を認めないだけに会社組織は育たないだろう。苦しくなったので社員を切るならまだわからないでもないが、派遣社員や契約社員を切っているのが姑息だ。IBMなどは、確か1980年代から同じ事を繰り返している。よほど、頭の悪い経営陣なのだと思う。

話は元に戻るが、来年そうそうに私も49だ。無駄に過ごしてきたと思うが、50を目前にしてやるべきことも見えてきた。50代は、それをせいぜいやるだけのことだと思っている。会社を大きくするということでなくとも人を育てるということでも納得できる。仕事をしたいという仲間を増やし、間接的であれ多くの人を育てるということをやってみたいものだ。世の中は、これから先、どんどん不況になって行くようだ。しかし、私の仕事は特に影響しないと考えている。要するに問題解決ということが仕事だからだ。いつの時代にも問題はあり、解決が必要であり、そして、私はやる気満々なのだ。
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