時間のかかること

昨日、龍雲のライブに行ってきたのだが、食事をしながら歌を楽しむといった会場だったのには閉口した。食べられない私としてはもっとも苦手な会場だった。事前に知っていることは少なく今回も行ってみてびっくりだった。おまけに、大の苦手であるチーズ臭の中での大逆風ライブだった。最後尾の席で気分が良かったのは幸いだった。

食事を前提にしているので、開演まで１時間もあった。特に友人がいるわけでもない私には非常に長い時間だった。そうそうと私が取り出したのは、今も使っているミニパソコン・LOOX Uだった。このブログを更新していたらその１時間の短かったこと！効率の悪さでは天才的な私にしては、驚くべき効率の良さで１時間を過ごした。ネットにつながっているという意味は意外と大きく、狭苦しいところにいてもパニックにならなくて済むという効果もある。

私は今、仕事の関係上、中国語を習っている。これに割ける時間は多くはないのだが、先生に失礼なこともあるのである程度は勉強して行くことにしている。それに私は、中国語が好きになっている。ものにはならないかもしれないが、ライフワークとしてやろうと思っている。

どの時間を使おうかと案を練ったのだが、私のゴールデンタイムを使うことにした。つまり、朝と夜の通勤時間帯だ。この１０数年間、ここが私の熟考アワーだったのだ。とりわけ、朝の時間帯がすばらしい。当然、中国語もここにぶつけてみた。現実には１５分しかないのだが、普通はこれだけあれば、何かできそうなものだが、大したことはできない。

文章を読んで、電子辞書で発音をチェックしていたら、もう終了だ。しかし、他に時間が無い以上、この時間にかけるしかないのだ。調子の悪い時などは、大変に長い１５分なのだが、中国語に使うこの時間は、ものすごく短く感じる。他のこともここまで充実していたらとさえ思う。ブログの更新と中国語、今、私にとってもっとも時間のかかる時間ではあるが、充実していることを感じる。