×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
まだそんなに昔ではないと思うが、『Xファイル』というテレビドラマがあった。テレビで放送していた時は、ほとんど見たと思う。しかし、放送されたのは、第1シーズンのみだったと思う。(いつも見ていた時間帯では、かもしれない。)合間に『シカゴ・ホープ』というドラマもあったが、なぜかこれも全部は放送されなかった。しょせん、海外ドラマを見る層は少ないということだったのだろうか。
『Xファイル』については、DVDのパッケージが発売され、当時はまだ高価だったが購入して見るということが続いた。当時でも時間帯を変えてテレビ放映もあったようだが、落ち着いて見られないのでDVDの方が良かったのだ。テレビとはモルダーやスカリーの声が違うので多少の違和感があったが、慣れるとDVDの声の方が良くなった。吹き替えで見ていたのだ。予定としては、最初、「吹き替え」で見て時間をおいて字幕で見るつもりだった。
DVDを購入してしまうと『Xファイル』を見ることが義務のようになって一時ダレてきたこともあった。かつてのようにマニアックになれないのだ。シーズン4までは良かったと思うのだが。それ以降は、惰性という感じだったかもしれない。
私は、『Xファイル』の何に惹かれたのかというと、なんとモルダーとスカリーの日常だった。現実の彼ら(俳優としての)は、私と同じで基本的にお誘いが無いと仕事が無くなるという厳しい生活だろうと思う。そうではなくてFBI捜査官ならば、「安定」しているのだろうな、と思いつつ見ていたのだ。何より、日々、奇っ怪な事件ばかりだと飽きないでいいなあと思っていた。実際のFBIは、ケネディ暗殺のことをどう理解しているのか疑問の残る組織ではあるが。
アメリカも911以来、保守的になったのか『Xファイル』の視聴率が極端に落ち込んでしまい、いよいよシーズン9で終わりを迎えることになったようだ。私は、これが悲しくてアメリカ本国ではとっくに終了しているにもかかわらす、DVDをその後、2年くらいひっぱって見なかった。『Xファイル』の新しい作品がいつでもそこにあると思うと元気が出たのだが、これがもう無くなると思うとがっかりだったのだ。
1999年頃だったと思うが、終わってみればなんとも無かったのだが、21世紀というものが神秘的に感じられた。『Xファイル』という番組もTV放送では神秘さを売りにしていた。「21世紀が間近な今なお解決できない事件がある」というようなナレーションが入っていたと思う。私もまんまとのせられていたわけだ。
コンピュータやインターネットの発展とともに迎えた21世紀だったが、実際には何の変化も無かった。ただ、1年が過ぎただけのことだ。おまけに私は2000年が21世紀だと思っていた。もう10年近くになるのだが、そんなに昔ではないような気がする。実は、今日、「海外ドラマFILES 01 Xファイル」(竹書房)というムックを買ったのだ。この手の本を買うのは久しぶりだが、なかなかおもしろい。映画版のXファイルは、シリーズ化されるようだ。モルダー役のデービッドも乗り気らしい。
このXファイルは、最後まで見た人は同じ意見だと思うが、終わってみれば、モルダーとスカリーのラヴストーリーなのだ。難事件を解決しつつお互いに惹かれていくというありがちなストーリーだった。しかし、それがまた良かったのだと思う、安定していて。私にもああいうラヴストーリーがないものかと思ったものだった。
それから、製作者のクリス・カーターの発想なのかもしれないが、アメリカ先住民が登場し、神秘的な印象を残しているのが最後まで気になった。今の私の趣味である、笛はこれと連なるものかもしれない。アメリカのドラマには先住民の話題がよく出るのだが、非常に興味をそそられるところだ。アメリカ人も同じように感じているのだろうか。
その後、『ミレニアム』というドラマがあるのを知り、こちらもDVDを購入して見た。同じクリス・カーターの製作だ。Xファイルで忙しくしていた時に作っているのがスゴイと思った。このドラマも神秘的で好きだったのだが、この頃、精神的に調子を崩したこともあり、さすがの私も一時、見るのを中断したくらいだ。「恐怖」を感じられない私が、恐いと感じたのだ。ほどなく好転して、ランスの普通にしていても恐い風貌を堪能できたのだった。どうも私は、恐い風貌でありながら冷静沈着な行動の男が好きなようだ。
『Xファイル』については、DVDのパッケージが発売され、当時はまだ高価だったが購入して見るということが続いた。当時でも時間帯を変えてテレビ放映もあったようだが、落ち着いて見られないのでDVDの方が良かったのだ。テレビとはモルダーやスカリーの声が違うので多少の違和感があったが、慣れるとDVDの声の方が良くなった。吹き替えで見ていたのだ。予定としては、最初、「吹き替え」で見て時間をおいて字幕で見るつもりだった。
DVDを購入してしまうと『Xファイル』を見ることが義務のようになって一時ダレてきたこともあった。かつてのようにマニアックになれないのだ。シーズン4までは良かったと思うのだが。それ以降は、惰性という感じだったかもしれない。
私は、『Xファイル』の何に惹かれたのかというと、なんとモルダーとスカリーの日常だった。現実の彼ら(俳優としての)は、私と同じで基本的にお誘いが無いと仕事が無くなるという厳しい生活だろうと思う。そうではなくてFBI捜査官ならば、「安定」しているのだろうな、と思いつつ見ていたのだ。何より、日々、奇っ怪な事件ばかりだと飽きないでいいなあと思っていた。実際のFBIは、ケネディ暗殺のことをどう理解しているのか疑問の残る組織ではあるが。
アメリカも911以来、保守的になったのか『Xファイル』の視聴率が極端に落ち込んでしまい、いよいよシーズン9で終わりを迎えることになったようだ。私は、これが悲しくてアメリカ本国ではとっくに終了しているにもかかわらす、DVDをその後、2年くらいひっぱって見なかった。『Xファイル』の新しい作品がいつでもそこにあると思うと元気が出たのだが、これがもう無くなると思うとがっかりだったのだ。
1999年頃だったと思うが、終わってみればなんとも無かったのだが、21世紀というものが神秘的に感じられた。『Xファイル』という番組もTV放送では神秘さを売りにしていた。「21世紀が間近な今なお解決できない事件がある」というようなナレーションが入っていたと思う。私もまんまとのせられていたわけだ。
コンピュータやインターネットの発展とともに迎えた21世紀だったが、実際には何の変化も無かった。ただ、1年が過ぎただけのことだ。おまけに私は2000年が21世紀だと思っていた。もう10年近くになるのだが、そんなに昔ではないような気がする。実は、今日、「海外ドラマFILES 01 Xファイル」(竹書房)というムックを買ったのだ。この手の本を買うのは久しぶりだが、なかなかおもしろい。映画版のXファイルは、シリーズ化されるようだ。モルダー役のデービッドも乗り気らしい。
このXファイルは、最後まで見た人は同じ意見だと思うが、終わってみれば、モルダーとスカリーのラヴストーリーなのだ。難事件を解決しつつお互いに惹かれていくというありがちなストーリーだった。しかし、それがまた良かったのだと思う、安定していて。私にもああいうラヴストーリーがないものかと思ったものだった。
それから、製作者のクリス・カーターの発想なのかもしれないが、アメリカ先住民が登場し、神秘的な印象を残しているのが最後まで気になった。今の私の趣味である、笛はこれと連なるものかもしれない。アメリカのドラマには先住民の話題がよく出るのだが、非常に興味をそそられるところだ。アメリカ人も同じように感じているのだろうか。
その後、『ミレニアム』というドラマがあるのを知り、こちらもDVDを購入して見た。同じクリス・カーターの製作だ。Xファイルで忙しくしていた時に作っているのがスゴイと思った。このドラマも神秘的で好きだったのだが、この頃、精神的に調子を崩したこともあり、さすがの私も一時、見るのを中断したくらいだ。「恐怖」を感じられない私が、恐いと感じたのだ。ほどなく好転して、ランスの普通にしていても恐い風貌を堪能できたのだった。どうも私は、恐い風貌でありながら冷静沈着な行動の男が好きなようだ。
PR
Comment