Wii fit

一昨年末から入手していてさっぱりやっていなかったWiiだが、ここにきてWii fitをセッティングさせられるハメになり、少しだけやってみた。私は体の重心が悪いのか、バランスゲームは、ことごとく悪かった。５３歳だそうだ。部屋がもう少し広ければ、いや、ゴミ屋敷でなかったら、もうちょい早くWii fitでちょっとした息抜きができていたのにと思う。

高齢者には、なかなか楽しみなゲーム機だと思った。海外でもそういうところが評価されているそうだ。私のように、本物ではない、というとらえ方をするとすべてつまらないゲーム機という評価にしかならないのだった。それなりにゆとりのある世代でないと、楽しむのが難しいのも事実だ。

マリオカートも購入していたのでやってみたが、こちらはＤＳでやるのとちょっと勝手が違いなかなか優勝できないのだが、皆で競争するとしたらおもしろいのではないかと感じた。ハンドル型のコントローラーもユニークで慣れれば、こちらでないといけないような感覚になるだろう。

昨年、兄貴をゲームの世界に引きずり込みたくてＤＳをプレゼントしたのだが、今回の帰省でびっくりしたのは、兄貴がＤＳを持って帰っていること。何を熱心にやっているのかと思えば、ナンプレ（数独）だった。こんな地味なパズル的なゲームを熱心にやるとは思っていなかった。大人がゲーム機に触れる場合、やはり学習ものとかパズルものになるのだろうか。そういえば、いとこにプレゼントしたらマッチ棒パズルを熱心にやっているのだという。これまでのゲーム界の常識では考えられない傾向だ。

そういう私も山川の日本史をやったりして相変わらず、ゲーム的ではないものに熱心だ。年明けにも新ＤＳが出るというのでぼちぼち興味を呼び戻しておく必要があると思ってやっているわけだ。新しいものに追従する頭を持たないと他の興味も持てなくなるのでけっこう、気にしている。今度のWii fitのセッティングは、いいきっかけになってくれそうだ。