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去年もそうだったが、今年もカメラで年末まで忙しい。今年は、撮像素子がフルサイズになった元年ということだそうだ。ニコンやキャノンの2強は既に製品を出しているが、その後を追うソニーが新たにフラッグシップを出してきた。ここでようやく三つどもえの勝負になるということだ。

私は、α900を買う予定だが、実際にはびくびくだ。ソニータイマーが入っているので購入後、1週間くらいで壊れることもあるからだ。ソニーという企業は、テストを伝統的にやらない会社なのではないかと思う。今度のもやはり同じ事のようにも思う。しかも、フラッグシップと言いながら、ちょっと品質的にボロい。値段を安くするためのようだ。このあたりが、ニコンなどと比べると1周遅れのような感じがする。この勝負に負けたら撤退することを決めるのだろうと思っている。コニカミノルタの社員だった人々の定年を待って撤退ということになるのだろう。

それにしても、買う買わないというリアルな話から遠ざかるとこのカメラ戦争はおもしろいことはおもしろい。実にいろいろなデジカメが出るからだ。しかも、毎年だ。私などは、煩悩のかたまりなのでどれも欲しい。しかし、そうも行かないので欲しい、でも買えない、を行ったり来たりしてギリギリの気持ちを楽しむのだ。去年も確かそんなことを年末までやって、結局何も買わなかった。

かすかに覚えているのだが、それよりも「癒し」を求めていたのだと思う。フォルクローレに思いを寄せたのも年末になってからだった。南米の楽器に惹かれて、これなら癒されると感じたのだった。そして、さっそくサンポーニャを入手したものの、あまりにもボロかったのでそこでいったん興味は失せた。しかし、それをきっかけとしてアメリカ先住民の楽器にも興味を持った。それが、今年に入ってのアナサジフルート購入につながったのだった。CDで聴くその音色は、尺八を思わせるものがあった。親父が風呂上がりにフリチンで吹いていたあの尺八の音色だ。

私は、年明けから尺八を練習したが、鳴るのは鳴るが人に聴かせられるような音は出なかった。ここから、私の尺八を求めての闘いが始まったのだった。安いものがあるのでそれを初めて購入したのだが、「漆」という落とし穴があった。竹の内側を漆や砥の粉を混ぜたもので塗り固めているそうだ。竹の切り口という切り口は、漆でコーティングもしている。その結果、数ヶ月乾かしただけでは漆に弱い人はかぶれてしまうのだ。私は、これまでかとあきらめかけたのだが、ほとんど使わずに作れるという店があったのでそこに依頼した。しかし、そこでもやはり、多少のかぶれが出ることがわかった。しかも、竹が割れてしまったのだ。修理はしたのだが、痛い経験だった。

ほとんどあきらめていたのだが、最初に買った所に念のため聞いてみたら、漆をいっさい使わずにできるという返事だった。それならと、最後に賭けてみることにした。出来上がってきたものは、わりとゴツイものだった。しかし、ちゃんと鳴るものだった。今ではわりとちゃんと音が出るようになったと思っている。かぶれの心配も無いことがわかった。安心して吹ける私の尺八ができた瞬間だった。毎日吹いてしまうのもわかってもらえると思う。

鼻笛の表

鼻笛の裏

ケーナ

ケーナの歌口

ケーナの袋

アナサジフルート、尺八、ホピの笛で今年は終わる予定だったのだが、さらに仲間が増えた。ケーナだ。これは、去年のどうみてもおみやげとしか見えないサンポーニャにガッカリしてあきらめた気持ちを何とか回復したいと思ったからだった。そして、ケーナも尺八やアナサジフルートと同様にエアーリードの楽器だった。征服しないと気が済まないということもあった。竹や木のものがあるのだが、ボリビア製の個人が作ったものが明白なものは、いいものではないかと思った。音もいいように思う。私の持つ楽器では最も難しいと思う。

鼻笛は、非常におもしろい。元はアメリカのおもちゃらしく、ノーズフルートというらしい。これを日本人が陶器で作り直し、ご覧のように楽器の域まで高めたのだった。オカリナと同じように「空洞共鳴」という原理で「鳴る」そうだ。鼻笛で空洞とは自分の口のことだ。音程を保つのが難しい。鳴らすことはできるのだが、メロディーを奏でることはものすごく難しい。実は、オカリナも購入しているのだが、これはもっと難しい。孔を押さえる位置が、笛のように規則的ではないのだ。どちらもうまくなれば、きれいな音なので癒されることだろうと思う。

年末までまだ間があるのだが、今年はどんどん攻めて行くことにしたい。やはり、電気がなくとも使えるもので癒されるものというものを探したい。さらに他の楽器に手を出すか、あるいはまったく別物になるのか、自分でも楽しみだ。ネイティブ・アメリカンへフルートが来週にも届くのだが、私が吹いて欲しいと思う人たちは吹いてくれるだろうか。趣味の押しつけと言われれば、その通りなのだが、癒されて欲しいと思ってのことだ。
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