未来

「過去」という話題を書いたので、反対の未来も書いておかなければならないと思う。この国がどうなるのかという話題でもある。

現在、民主党はマニュフェストを作るべく忙しくしているのだろうと思うのだが、どうなのか。私も個人的な要望を菅直人氏に直接メールしている。特に思想的なことは知らないのだが、彼が市民運動家として週刊誌に出ていた頃から知っているので応援しているのだ。1970年代の終わり頃だろうと思う。

私だけでなく、政権交代があって、この国のおかしなところを修正して欲しいと思っていることだろうと思う。利害関係の再編成という問題がからむだけに容易ではないのだ。私のような者でも、大学を誰でも行ける機関にせよ、という主張を持っている。ここでも利害がからんでいる。文科省とその天下り先の企業が大反対だろう。要するに、勉強する人、勉強が好きな人が増えると困るからだ。

バカだが、大卒の免罪符を持っているという人間が一応「優秀」という社会のままにしておきたいのだと思う。管理しやすいからだ。税金を取りやすいからだ。しかし、それでも税金を取れなくなったので、年金詐欺という手法に出たのだが、これは、さすがにやり過ぎだった。政権交代しても厚労省は、なかなか資料を出さないそうだ。そうこうしているうちにまた、政権が変わるのをじっと待つのだそうだ。結果、この国は何も変わらないまま、衰退を迎える。

公務員たちと心中するのか、公務員を葬るのかという問題となると思う。公務員については、「予備公務員」制度を設けるしかないと思う。今後、「予備」しか採用しないということだ。よほど能力があると認められた人間のみ、「正」に昇格するのだ。そうやって、やる気の無い人間を一掃する必要があるのだ。もちろん、「自衛隊」も含んでいる。

今度をきっかけにしょっちゅう政権交代が起きるようになれば、それなりにいい社会になるような気がする。その時、初めて戦後が終わるのではないか。今はまだ、アメリカの占領下にあるのと同じだ。菅直人氏は、沖縄の米軍を無くす方針をアメリカの政治家と話したという。すると、中国やロシア、北朝鮮に間違ったメッセージを伝えることになると言われたそうだ。氏が総理になったらどうするのか見てみたいものだ。

やがて来る大地震のためにも、早く病院船も作っておくべきだと思う。今からでは遅いかもしれないのだが、ここでこの国が終わるわけではないのでやっておくべきだろう。でかい船ならば、全国どこへでも行けることになる。海の無いところの地震は、また別の対策が必要だ。