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先日、ある友人と話をしていて「あと10年」という生き方は、あまり意識しない方がいいのではと示唆されて、そういうもんかなあと思い直している。確かに私の思い込みは、何の根拠も無い。親父が60で死んだから私も、という「法則」は無い。親友のお父さんは44歳で亡くなったが、彼はもう50になった。かつては、私と同じように考えていたそうだ。

私が、「この10年」と思うようになったのは、あくまでも直感だ。これから20年となると自信が揺らぐ、それだけのことだ。仕事や、自分の健康について不安は増大するからだ。何でも他の人間よりもスローペースな私なので死期もスローであって欲しいのだが。

私に弱点があるとするれば、「心」だ。いまだ、煩悩にまみれて生きているので「清らかな心」になったためしがない。それだけならまだいいのだが、すぐに混乱し心を乱してしまう。こうなると、健康を崩すのも早く、一気に病人になりそうだ。もちろん、これまでは、若さや生きがいとかがそうなるのを防いでくれていた。

生きていれば、悲しい出来事も不条理なこともいろいろある。今までに経験したこともないような途方もない試練に出会うこともあるだろう。そういう時に、私の心は耐えられるかどうか、はなはだ疑問だ。スマナサーラ長老の本をちょこっとかじったくらいではとてもおっつかないと思う。

それでも、この国のシステムがちゃんとしていれば、今をまじめに働く限り、それほどの試練は無いかもしれない。しかし、現実にはそれさえもちゃんとしていないのだ。医療制度、年金制度は事実上破綻している。年金に至っては、国家的な詐欺が今もまかり通っている。これでは、現時点で自分の将来を悲観的に思わざるを得ないのだ。

子供はどうか。しかし、私は現時点で結婚の予定も無い。その気はあっても相手がいないということだ。親父はよく、「おめえの夢は子供に託せ。」と言っていたのだが、託す相手もいないわけだ。まさに、八方ふさがり、お先真っ暗状態ではないか。

それでいて、近しい人には「がんばれ」「長生きしんせいよ」などと励ますのは、欺瞞もいいところかもしれない。「前向き」というのが自分の良いところだと思っているので、どうしても困っている人を見ると、できることをしてあげたいと思う。しかし、現実の私は不安だらけなのだ。文字通り、こちらが助けて欲しいくらいなのだ。

こういう矛盾の中で私は生きている。その理由は、自分でもよくわからないというのが正直なところだ。「この10年」というのは、そんな中であみだした「必殺技」だったのかもしれない。
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