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昨夜は、中学生時代のクラスメートと会ってきた。既に先週から予約があったものだった。珍しい人も出てきて楽しいものだった。小学生時代からのクラスメートも何人かいて非常に懐かしかった。
珍しい人が来るたびに記憶の欠けた部分を埋めるかのように話がはずむ。私は、大学も行けず大企業に就職しているわけでもないのだが、東京帰りの頭のいいやつという役割なので少々、恥ずかしい。私は、高校に行けたものの奇跡のようなものだった。岡山では、英数国しか試験が無かったため、私でもたまたま進学校に行けたのだった。
ただ、仕事をやっている今は、大学がどうとかどこの企業にいるとかは、関係なくなる。実力があるかどうか、それだけなのだ。クラスメートも電気工事をやったり、農機具の修理をやったり、税理士だったりと何らかの実力を持っている。「結婚」となるとさすがに話題に困ってしまう。結婚していないような変わり者は、こういう同窓会には来ないものだから。確かに私も本来なら出ないのだが、テニス部の仲間が皆、そろっているので懐かしくもあり、参加している。
前回、懐かしい同窓生が来てくれたのだが、今回はその彼が皆が居場所を知らない同窓生を捜してくれていた。連絡先を聞いたので、この日の写真を送る予定だ。年末とか年始の集まりもあると思うが、その時には来てくれるかもしれない。この集まりは、懐かしい同窓生を一人、また一人と発掘して再会するというものになりつつある。
帰りに同じ方角の同窓生に送ってもらったのだが、その彼は、中学校の教師をしていて今や「主任」だそうだ。モンスターペアレントと日々、対峙しているという。生徒の担任を口撃する親たちと面談しているそうだ。「担任を口撃することで、生徒が良くなるんなら、どんどん担任を口撃してください。」と言うとたいていのモンスターペアレントは、涙をボロボロこぼして逆に謝るのだそうだ。彼の分析では、親は話を聞いてもらいたいのだそうだ。担任は、その余裕が無いので、いきおい口撃するらしい。
彼は、私がしゃべってくれるのがうれしいのだとよく話す。この日も話していた。これは、中3時代に彼が私を無視したことに怒った私が、「それならこっちにも考えがある」と一切、口をきかなくなったことに対する反応だ。私は忘れているのだが、何度もうちに謝りに来たのだという。確か、卒業文集にもそのようなことを書いていたと思う。
私と彼は、必要以上に仲が良かったと思う。近づき過ぎたのかもしれない。彼は、受験も迫ってきたこともあり、雑念を断ちたく、特に私だけではなく自分が集中したい時には誰からの話しかけにも応じなかったようだ。それが私には非常にみみっちく思えたし、「受験がそんなに、たいそうなもんか。」という思いにさせたのだった。仲が良かっただけに、反動も大きかったのだと思う。何度か、彼が在学中に何で口をきかないのか、と私に向かってわめいていたのを覚えているが、ついに修復することなく卒業を迎えてしまった。
私だけではないのだが、中学時代はストレートで感情むき出しの日々だったように思う。今ならば、歳をとったこともあり、そんなことで怒らんでも、となるのだが、当時は純粋に腹が立ったのだろう。嫌いな女子には、ズバリ「嫌いだ」と言ったり、言いたい放題だったと思う。何でも正直に言えばいいというものではないのだが、「裏が無い」という意味で私は、「わかりやすい」人間だったかもしれない。
そういう私だっただけに、今、彼らと会うことが気恥ずかしいのだった。ただ、ほとんどの場合、こちらが覚えておいて欲しくないことは、忘れているようだった。本当のところはわからない。今さら、そういうことがあったなと言っても仕方のないことだから、忘れたと言っているだけなのかもしれない。
クラスメートの妹さんを我が社にスカウトする件は、無理な相談だったようだ。岡山で私が事業を始めることができれば、可能だったかもしれないが。クラスメートにしてもうれしくない申し出だったようだ。妹さんは、お母さんの介護をしているらしく、3月に会った時は、妹には感謝しているというようなことをしきりに話していた。岡山で、満足できる仕事があるならば、わざわざ東京まで出てくる理由は無いと思うので、そもそも、これは無理な話だったかもしれない。
興味を示してもらえるならば、こちらで仕事をできるように訓練して、やってもらうということも不可能ではない。ただ、それには大前提として関心が無いと難しい。東京・岡山を行ったり来たりするほど魅力的な仕事かと言われると少々私も自信が無い。そもそも私自身に魅力があるわけでもないので余計に厳しい。残念だが、あきらめるほかないようだ。
珍しい人が来るたびに記憶の欠けた部分を埋めるかのように話がはずむ。私は、大学も行けず大企業に就職しているわけでもないのだが、東京帰りの頭のいいやつという役割なので少々、恥ずかしい。私は、高校に行けたものの奇跡のようなものだった。岡山では、英数国しか試験が無かったため、私でもたまたま進学校に行けたのだった。
ただ、仕事をやっている今は、大学がどうとかどこの企業にいるとかは、関係なくなる。実力があるかどうか、それだけなのだ。クラスメートも電気工事をやったり、農機具の修理をやったり、税理士だったりと何らかの実力を持っている。「結婚」となるとさすがに話題に困ってしまう。結婚していないような変わり者は、こういう同窓会には来ないものだから。確かに私も本来なら出ないのだが、テニス部の仲間が皆、そろっているので懐かしくもあり、参加している。
前回、懐かしい同窓生が来てくれたのだが、今回はその彼が皆が居場所を知らない同窓生を捜してくれていた。連絡先を聞いたので、この日の写真を送る予定だ。年末とか年始の集まりもあると思うが、その時には来てくれるかもしれない。この集まりは、懐かしい同窓生を一人、また一人と発掘して再会するというものになりつつある。
帰りに同じ方角の同窓生に送ってもらったのだが、その彼は、中学校の教師をしていて今や「主任」だそうだ。モンスターペアレントと日々、対峙しているという。生徒の担任を口撃する親たちと面談しているそうだ。「担任を口撃することで、生徒が良くなるんなら、どんどん担任を口撃してください。」と言うとたいていのモンスターペアレントは、涙をボロボロこぼして逆に謝るのだそうだ。彼の分析では、親は話を聞いてもらいたいのだそうだ。担任は、その余裕が無いので、いきおい口撃するらしい。
彼は、私がしゃべってくれるのがうれしいのだとよく話す。この日も話していた。これは、中3時代に彼が私を無視したことに怒った私が、「それならこっちにも考えがある」と一切、口をきかなくなったことに対する反応だ。私は忘れているのだが、何度もうちに謝りに来たのだという。確か、卒業文集にもそのようなことを書いていたと思う。
私と彼は、必要以上に仲が良かったと思う。近づき過ぎたのかもしれない。彼は、受験も迫ってきたこともあり、雑念を断ちたく、特に私だけではなく自分が集中したい時には誰からの話しかけにも応じなかったようだ。それが私には非常にみみっちく思えたし、「受験がそんなに、たいそうなもんか。」という思いにさせたのだった。仲が良かっただけに、反動も大きかったのだと思う。何度か、彼が在学中に何で口をきかないのか、と私に向かってわめいていたのを覚えているが、ついに修復することなく卒業を迎えてしまった。
私だけではないのだが、中学時代はストレートで感情むき出しの日々だったように思う。今ならば、歳をとったこともあり、そんなことで怒らんでも、となるのだが、当時は純粋に腹が立ったのだろう。嫌いな女子には、ズバリ「嫌いだ」と言ったり、言いたい放題だったと思う。何でも正直に言えばいいというものではないのだが、「裏が無い」という意味で私は、「わかりやすい」人間だったかもしれない。
そういう私だっただけに、今、彼らと会うことが気恥ずかしいのだった。ただ、ほとんどの場合、こちらが覚えておいて欲しくないことは、忘れているようだった。本当のところはわからない。今さら、そういうことがあったなと言っても仕方のないことだから、忘れたと言っているだけなのかもしれない。
クラスメートの妹さんを我が社にスカウトする件は、無理な相談だったようだ。岡山で私が事業を始めることができれば、可能だったかもしれないが。クラスメートにしてもうれしくない申し出だったようだ。妹さんは、お母さんの介護をしているらしく、3月に会った時は、妹には感謝しているというようなことをしきりに話していた。岡山で、満足できる仕事があるならば、わざわざ東京まで出てくる理由は無いと思うので、そもそも、これは無理な話だったかもしれない。
興味を示してもらえるならば、こちらで仕事をできるように訓練して、やってもらうということも不可能ではない。ただ、それには大前提として関心が無いと難しい。東京・岡山を行ったり来たりするほど魅力的な仕事かと言われると少々私も自信が無い。そもそも私自身に魅力があるわけでもないので余計に厳しい。残念だが、あきらめるほかないようだ。
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