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先日、仕事の締め切りと会社の決算でクソ忙しい中、マイケルからフルート達が届いた。仕事も決算も手抜きできない中、気になって気になって仕方がなかった。今回は、2ヶ月という超迅速な出来だった。ホピの笛のみがこれから製作するという話だったのに、2007という製造年が付いているのはなぜ、と思った。そして、今度の注文にはマイケルのサインが無かったのが残念なことだった。

ホピの笛(全体)

ホピの笛(歌口側)

ホピの笛(下側)

ホピの笛は、出来の悪いアナサジフルートという感じで、作りも荒削りだ。もしかして、木材を2つに割ってくっつけた?という印象さえ受ける。アナサジフルートは、1本木をくりぬいているような気がするのだが、どうなのだろう。決して満足感は高くないのだが、音はきれいだ。「夕焼け小焼け」を吹いてみたが、泣ける音色だ。下側の皮飾りは、私が付けたものだ。さっそく新シリーズ「サルでも吹けるホピフルート」を出したい気分だ。アナサジフルートにくらべて小回りがきくのでこれはこれで重宝しそうだ。孔が5つなのだが、お構いなく吹いている。

アナサジフルート(彩色付き)

アナサジフルート(歌口側)

アナサジフルート(下側)

エナメルで彩色されたアナサジフルートには感動した。「美しい」の一語に尽きる。前にも書いたが、スコットが、演奏会で持っているのを見て欲しくなったのだった。私の「欲しい」とはいつもこんなことだ。吹いてみた感じは、レッドシダーがむき出しのものにくらべて違うということはないのだが、表面がぺたぺたして感じが悪い。この点だけで言うと最初に買ったものの方がいい。

割れないようにこれからは3本を毎日のように吹かなければならないようだ。吹けば、湿気を持つことになるので、その意味では割れなくて済む。しかし、一度放置してしまうと大変なことになるだろうと思う。割れることはある意味宿命なのだが、できれば割らずに何十年も、もたせたいものだ。自分は、あと10数年という寿命を覚悟して生きているのに、アナサジフルートは、何十年ももって欲しいと思う矛盾。これは、おやじの形見の尺八を見ていてそう思うのかもしれない。

マイケルはフルートを作って30年だという。アナサジフルートにも400番台のシリアル番号が打ってある。どうやらかつかつで生きているようで写真を見る限りでは儲かっているそうではない。マイケル自身は、演奏もできるしCDの作製もできるし満足なのかもしれない。私としては、もうちょいメジャーな存在になって欲しいと思っている。この国の尺八工房の人々にも思う。これだけ癒される楽器を作っているのに不当に脚光を浴びなさすぎると思う。

私の行動がどれだけファンを増やせるのかどうかわからないのだが、周りの人にすすめることから始めて尺八やアナサジフルート、ネイティブ・アメリカンフルートを流行らせてみたい。私にすれば、こういうものが流行る世の中はレベルが高いのではないかと思う。持つことだけでも癒しだが、ちょっとあれでも吹くかと行動できたなら、それは大きな癒しにつながる。製作するメーカーも潤うし、良いことずくめだ。しかも素材は、自然の木や竹だ。シンプルなものが心の栄養になるように思えてならない。
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