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今、この国を壊しつつあるのは、「マニュアル」だ。マニュアルさえあれば、「精神科医でござい」と言うことができ、荒稼ぎができる。今はそういう時代なのだ。医者を口撃すると必ず医療関係者から反対論が起こるのだが、私に言わせれば医者はそんなことで葬られるほどヤワではない。リピート医師という言い方があるように、アホな医者を実質的に辞めさせることができないしくみなのだ、この国の医療制度は。
はっきりしておきたいのは、マニュアルはどこまで行ってもマニュアル=手順書に過ぎない。しかも、それは簡単であれば足らないし、詳しくなれば読めないという化け物のような代物だ。カメラのマニュアル、ハードディスクレコーダーのマニュアルなどは、簡単マニュアルと詳しいマニュアルがあるが、他の家電もたぶん、同じようなものだろう。自分の経験を記述したものではないのでしょせん、マニュアルでしかないことに気がつかなければならない。
医者になぜマニュアルが存在するのかわからないが、この国の医療制度から医者が自身を守るためだろうか。下手に患者側から訴訟を起こされないようにとかだ。マニュアル通りしておけば、必ずしも患者のためにならなくとも訴訟に巻き込まれることは避けることができる、というように。この国で進行している医療マニュアル化は、最低のものだ。特に精神科医の薬物処方についてのマニュアルは、死のマニュアルかもしれない。彼らは、人に処方するのではなく、自分で飲まなければならないだろう。そして苦しんでみて他人にすすめられるかどうか判断すべきだ。
ステロイド、向精神薬が薬害になりつつあるのはこういうことだ。
ステロイドは、皮膚科・呼吸器科でよく使われる。このうち喘息で使われる吸入ステロイドは、命に関わることでもあるので今のところ「是」とされている。実際にはどうかわからないが、30年近い使用実績からすると、大きな副作用はまだ無いそうだ。これは、気管支という局所に微量使用され、全部が体内に吸収されるわけではないからだという。
ただ、アホな医者はいるもので、喘息に対してマニュアル通りにしか動けない場合、どんどん薬の深みにはまることになる。マニュアルがあっても簡単に使えないのがステロイドだということを知らなければならない。
私が問題にしているのは、皮膚科で処方されることが多いステロイド剤だ。今、かゆみで医者に行けば、アトピー性皮膚炎と診断されて何でもステロイドを処方しているのではないか。ステロイドは、とりあえず細胞を壊すことで患部をきれいにしてくれるが、病変の根本原因は何も変えない。その結果、塗るのを止めるとすぐに再発する。ここでまたステロイドを塗ると、副作用の方が目立ってしまうという悪循環に陥る。かといって、ステロイドを塗るのを止めると今度は離脱症状が起きて、もっとかゆみが激しくなる。何か向精神薬を思わせるものがある。
結局、皮膚科で出されるステロイド剤は使わない方がいいということになる。治らないからだ。アホな医者は、ここでも「ちゃんと塗らないから治らないのだ」と言うそうだ。マニュアル医者の実力とはこんなもの、この程度なのだ。
そして、向精神薬は言うまでもなく使ってはいけない薬なのだが、ステロイドを上回る勢いで使われている。抗うつ薬SSRIは、麻薬に近い薬だということを知らずに処方する医者、海外では頓服にしか用いられない抗不安薬を常用で処方する医者、彼らこそマニュアル医者の典型なのだ。
彼らもステロイド外用剤を出すアホな医者と同じく、「ちゃんと飲まないから治らないんです」と言うらしい。副作用とか離脱症状にも関心は無い様子だ。薬による反応は、個人個人違うのでマニュアル通りには行かない。マニュアルから外れた場合、彼らに方法は見つかるのだろうか。
マニュアル通り行かないのはなぜだろうということを研究するのが科学であり、医者だと思うのだが。今のマニュアル医者は、そうできないことを医療制度のせいにしている。医療制度も問題あるのだが、今、この瞬間という意味では医者の責任は免れないと思っている。
マニュアル医者がこのようなアホさを残して今でも医者でございと言えるのは、本当に頭を使える医者が少なくなったからだと思う。そして、頭を使える医者は今後も生まれてきそうにもない。試験制度がそもそも、考えない方が勝ちというものになっているからだ。医学部への試験に合格する頃には頭を使うことを忘れるようになっているのではないか。
ずいぶん昔に、この国を変えて行くには、100年はかかると私は見積もっていた。今では、100年でも難しいのではないかと思うようになっている。子供の頃からの教育を改めて問い直さざるを得ないからだ。コンピュータをやり始めてわかったことなのだが、経験から学べない者に学問は向かない。コンピュータほど経験が生きるものは無いのだが、コンピュータに弱い人というのは、経験を積む気持ちさえ無いのだ。どこかマニュアル医者に似ていると思う。
はっきりしておきたいのは、マニュアルはどこまで行ってもマニュアル=手順書に過ぎない。しかも、それは簡単であれば足らないし、詳しくなれば読めないという化け物のような代物だ。カメラのマニュアル、ハードディスクレコーダーのマニュアルなどは、簡単マニュアルと詳しいマニュアルがあるが、他の家電もたぶん、同じようなものだろう。自分の経験を記述したものではないのでしょせん、マニュアルでしかないことに気がつかなければならない。
医者になぜマニュアルが存在するのかわからないが、この国の医療制度から医者が自身を守るためだろうか。下手に患者側から訴訟を起こされないようにとかだ。マニュアル通りしておけば、必ずしも患者のためにならなくとも訴訟に巻き込まれることは避けることができる、というように。この国で進行している医療マニュアル化は、最低のものだ。特に精神科医の薬物処方についてのマニュアルは、死のマニュアルかもしれない。彼らは、人に処方するのではなく、自分で飲まなければならないだろう。そして苦しんでみて他人にすすめられるかどうか判断すべきだ。
ステロイド、向精神薬が薬害になりつつあるのはこういうことだ。
ステロイドは、皮膚科・呼吸器科でよく使われる。このうち喘息で使われる吸入ステロイドは、命に関わることでもあるので今のところ「是」とされている。実際にはどうかわからないが、30年近い使用実績からすると、大きな副作用はまだ無いそうだ。これは、気管支という局所に微量使用され、全部が体内に吸収されるわけではないからだという。
ただ、アホな医者はいるもので、喘息に対してマニュアル通りにしか動けない場合、どんどん薬の深みにはまることになる。マニュアルがあっても簡単に使えないのがステロイドだということを知らなければならない。
私が問題にしているのは、皮膚科で処方されることが多いステロイド剤だ。今、かゆみで医者に行けば、アトピー性皮膚炎と診断されて何でもステロイドを処方しているのではないか。ステロイドは、とりあえず細胞を壊すことで患部をきれいにしてくれるが、病変の根本原因は何も変えない。その結果、塗るのを止めるとすぐに再発する。ここでまたステロイドを塗ると、副作用の方が目立ってしまうという悪循環に陥る。かといって、ステロイドを塗るのを止めると今度は離脱症状が起きて、もっとかゆみが激しくなる。何か向精神薬を思わせるものがある。
結局、皮膚科で出されるステロイド剤は使わない方がいいということになる。治らないからだ。アホな医者は、ここでも「ちゃんと塗らないから治らないのだ」と言うそうだ。マニュアル医者の実力とはこんなもの、この程度なのだ。
そして、向精神薬は言うまでもなく使ってはいけない薬なのだが、ステロイドを上回る勢いで使われている。抗うつ薬SSRIは、麻薬に近い薬だということを知らずに処方する医者、海外では頓服にしか用いられない抗不安薬を常用で処方する医者、彼らこそマニュアル医者の典型なのだ。
彼らもステロイド外用剤を出すアホな医者と同じく、「ちゃんと飲まないから治らないんです」と言うらしい。副作用とか離脱症状にも関心は無い様子だ。薬による反応は、個人個人違うのでマニュアル通りには行かない。マニュアルから外れた場合、彼らに方法は見つかるのだろうか。
マニュアル通り行かないのはなぜだろうということを研究するのが科学であり、医者だと思うのだが。今のマニュアル医者は、そうできないことを医療制度のせいにしている。医療制度も問題あるのだが、今、この瞬間という意味では医者の責任は免れないと思っている。
マニュアル医者がこのようなアホさを残して今でも医者でございと言えるのは、本当に頭を使える医者が少なくなったからだと思う。そして、頭を使える医者は今後も生まれてきそうにもない。試験制度がそもそも、考えない方が勝ちというものになっているからだ。医学部への試験に合格する頃には頭を使うことを忘れるようになっているのではないか。
ずいぶん昔に、この国を変えて行くには、100年はかかると私は見積もっていた。今では、100年でも難しいのではないかと思うようになっている。子供の頃からの教育を改めて問い直さざるを得ないからだ。コンピュータをやり始めてわかったことなのだが、経験から学べない者に学問は向かない。コンピュータほど経験が生きるものは無いのだが、コンピュータに弱い人というのは、経験を積む気持ちさえ無いのだ。どこかマニュアル医者に似ていると思う。
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