一つ解決

尺八にひび割れが生じてずっと心にも「ひび」が入ったような状態だったが、結局、送り返すことにした。もちろん、返品とかできるわけではない。割れる時は、割れるので修理するしかないようだ。２０万のしろものだけに、私の心としてはワナワナとふるえるような気分だ。

一方、マイケルのアナサジフルートは何ともないのが不思議だ。こちらが割れたりすると修理など依頼できそうにもないので諦める他ない。こちらがあるので、まだ少し気分は落ち着いている。新しいことを始めるとまた、新たなストレスに遭遇する。今度の尺八もそうだ。前に注文した所に新たなものを注文してみるつもりだが、こちらでも割れるとちょっともうどうでもええなあという気持ちになるだろう。放置してもいいような道具でないと私には困りものなのだ。まだ、希望は持っている。

コンピュータでも何度となくトラブルがあった。その度に深く傷ついて、悩んで来た私だったが、今ではそれなりに楽しんでいる。尺八でもアナサジフルートでもこういう意味での経験をもっと積まないといけないのだろう。その後に楽しい時間が訪れることだろう。こういう私の経験もぜひ仲間に伝えたいものだ。コンピュータも壊したくないという思いが誰にもあって、多くをやりたがらない。そのため、進歩も滞っている。コンピュータは、壊してなんぼなのだ。