つらい仕事

この土日、つらい仕事もやっていた。会社の決算に関わる仕事だ。まだ、完全には電算化できていないのでいちいち伝票から辿らないと数字が合わなかったりする。今年の決算は、ボタン一発とまで行かないまでもかなり便利にできる予定だった。

なかなか集中するのが難しい、入力作業をやっていたのだ。やっていて思うのは、本当におもしろくない作業だということ。社会保険庁の犯罪者どもが、まともに入力できなかったのも作業レベルという意味においては納得できる感じだ。ただ、入力には必ずチェック作業が伴うので、間違えっぱなしというのは考えられない。やりっぱなしにした社会保険庁の連中の行為は、犯罪なのだ。

もちろん、私にも間違いはある。それをこれからチェックして行かなければならない。一度入力すれば、データベースに登録されるので、SQLを使ってグループ化したり、合計を出したりすることは簡単にできる。これでチェックをやって行けるわけだ。

全くやる気が無くなった時には、笛を吹いたりMIDIキーボードをたたいてみたりした。新たに癒される自分を発見した。アナサジフルートのバッグは、水曜日あたりに届くかもしれない。仕事場では吹けそうもないのだが、毎日持って行ってそばに置いておきたい気がする。尺八も吹いたのだが、尺八の方が、相当かっちりした楽器のように思えるのがすごいところだ。

西洋の楽器に比べると尺八もいい加減な作りのように感じるのだが、アナサジフルートに比べるとずっといい。それは、アナサジフルートがつまらないということではない。あくまでも「そういう感じ」がするというだけで、「音」も含めたトータルな魅力という意味では、どちらも同じくらい愛おしい楽器だ。

来月の後半から８月にかけては、私の生涯で唯一になるかもしれない尺八ができる。ちょっと太めのものに仕上がる予定だ。鳴りはいいものだと思うのでこちらも楽しみだ。さっぱりうまくならないのだが、たまに吹くだけでも十分に楽しい。これだけでも高い月謝を払う価値があるように思う。今の仕事をやる際の気分転換に相当いいように思う。

今の私のような心境ならば、新しい仲間もできそうな気がする。今は、なぜかピンチなのにひたすら前向きな気分なのだ。