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私は、浪人時代の「うつ」体験から、「うつ」は風邪とか虫垂炎とかの目で見てわかる病変を伴う病気ではなく、不安が極度に高まった状態だと考えている。ましてや、「脳の病気」などでは決してない。これは、専門家も証明できないでいる。ことが人間の脳なので、ちょっと切り開いて調べるということもできないからだ。中には、MRIとかCTで診て「脳が萎縮」しているとか言っている医者もいるようだが、どこまで信頼できるかは疑わしい。

それよりも困ったことは、「うつ」で悩む本人が、そのような疑わしい情報こそを信じやすく、疑わないことだ。私もそこに悩んだ。あえて「病気」という言葉を使うならば、そのように自己の信念(しかも間違った)を曲げない様は、病的だと言える。しかし、私にも揺るがない信念はあるもので、そのことをもって「病気」と言えないのはもちろんのことだ。

長年、うつのブログ、自称精神科医のブログを読んでいると、一定の法則がわかるようになる。うつで悩む本人は、薬をやっていればいつか治るという信念を持っているし、精神科医は、「難治性」とかという言葉を使い、もっと激しく薬をやらなければ治らない、かのように主張する。この時点で、私は、こういうことを主張する精神科医も別の病に冒されていると判断している。科学者の姿勢ではないからだ。

今では、

精神科医の犯罪を問うさんとか、

たまごのブログさんとか、

グリーンフォーレストさんとか

が活躍してくれていて、私が渦中にあった頃よりも格段に見通しが良くなった。もはや、五里霧中で不安に陥ることは無いように思われる。

それでも、最後にものをいうのは、自分の判断だ。医者も勉強しなくなったので、薬には詳しくない。彼らの口から出る言葉は、製薬会社の営業の言葉だと思わなければならない。向精神薬については、特に疑う必要がある。

私の主張に異論を唱える前に、薬の危険性や、離脱症状、常用量依存に対する深い知識を身に付けるべきだ。もちろん、そうすれば、薬を使うという判断にはならないはずなのだが、そこは、奇妙なもので、にもかかわらず、薬は手放さないという結論になる。

この国の精神科医、カウンセラーのほとんどは、「うつ」に対して素人だ。この国では、最も判断してはいけない人に判断をゆだねているのが問題なのだ。「間違いだらけのメンタルヘルス」(久保田浩也著 法研 1500円)が詳しいが、信念が強固な人にとってみれば、どんな本を読んでも結果は同じ事、つまり、「薬は必要悪」となるかもしれない。

私が結論づけたいことは、

(1)「うつ」は「心の病」ではない。その本質は、不安が極度に高まった心理状態である。

(2)「うつ」は、「脳の病気」ではない。ましてや、セロトニンの不足だけで惹起される状態でもない。

(3)向精神薬を処方する医者の行為は、ある段階で「犯罪」となる。

(4)「うつ」への具体的な対処方法は、自分が不調に陥ったことにはこだわらず、それ以外のことにはこだわること。

(5)趣味に情熱を注ぎ込むことで、多くの場合、救われる。

(6)すべての事で「ハプニング」を楽しむ心を持つこと。

(7)現実を認めつつ、いかに行動すればトラブルを最小に食い止めることができるのか、常に考えること。

(8)「快眠」「快食」は、必ずしも健康のバロメーターではない。大切なことは、「不眠」「食欲不振」にもかかわらず、楽しく生きる道を探すこと。

(9)ガンも含めて、患者本位の医療は存在する。恐がることも諦めることもない。

(10)不安に対する最大の防御は、根拠のない自信だ。
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