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電車に乗る前、乗った後に不思議な光景を見た。まず、乗る前には、小さめのおっさんが、プラットホームでタバコを吸っている。誰も恐れて注意しない。もちろん私にできるはずがない。突然、逆上されても困るから。駅員には見えにくい場所ではあるが、堂々と吸っていた。体がニコチンの離脱症状を起こしているのだと思った。攻撃的な感じよりも弱々しい感じのおっさんだった。

乗った後に見た光景も異様なものだった。「パツン、パツン、パツン」と耳障りな音がするので見ると、若い男が自分の顔を両手で叩いているのだ。けっこう強いので、これまた皆が恐れをなして遠巻きに見ているだけだ。横に座っている大学生風の兄ちゃんは、嫌そうに体をねじっていた。見ると、この男が持っている黒いカバンの上にふけのようなものが無数に落ちている。ものすごく不潔そうだが、これは、顔の皮だと思った。時折、叩くのを止めるのでどうしたのかと思ったら、顔を掻いているのだ。その時にボロボロ皮が落ちているわけだ。

もう、他人の目など気にしていられない程、痒いようだ。顔全体から首にかけて皮膚が変色しているのでもう、この病気との付き合いも長いのだろう。しかし、治療は明らかにうまく行っていないようだ。医者が悪いのか、それとも医者に行けないのか。あるいは、多くのアトピー患者のように、ステロイド剤の犠牲になったのか。あれでは、イライラして仕事も手に付かないだろうにと思った。

私も今、アトピーの勉強をしている。溝口先生が紹介してくれていた本を読んでいる。なかなかいい本だが難しい。私は、アトピーほどではないのだが、毎年、春になるとクシャミは激しく出るし、目も痒くなる。皮膚の柔らかい部分は、ちょっとしたことで痒くなりやすい。汗をかいただけでもうだめなのだ。これまで何人もの医者と出会って来たが、治せない。いい加減な知識でステロイドを処方していたのだと思う。多くのアトピー患者は、そのステロイドの離脱症状で苦しんでいるという。もちろん、本人も医者もそんなこととは露ほども知らない。

ここでも薬の問題があるのだ。要するに、問題を一発で治すような薬など存在しないということ。これを理解しないとこれからの人間は不幸になるばかりだ。私は今日、「栄養指導」をしてもらいに出かけたのだが、この「栄養指導」もなかなかのくせ者だ。病院経営から見ると私のような「患者」は、上得意なのだそうだ。特に薬を出せないような「患者」にはせめて「栄養指導」で金を吸い上げるということらしい。栄養指導だけで、1430円だ。もちろん、役立っているしいいと思うのだが、病院のドス黒い意志が働いていると思うのが悔しいだけだ。なお、栄養指導はしばらく続く。栄養士がいいと認めるまでだ。
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