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8日は、散髪に行って帰りにアキバへ行く予定だった。しかし、会社の仕事もあるし、急に面倒になってやめた。私の行く時間とはちょっとずれてはいるものの、私も惨劇に巻き込まれていた可能性はあったのだ。

犯人は、仕事をリストラされそうになっていることを非常に気にしていて、やけのやんぱちになったと報道されているのだが、どうなのだろうか。私は、最初からSSRIをはじめ、抗不安薬などの向精神薬を使っていたのではないかと想像している。現在、ドル箱の薬なので使っていても報道はされないのではないかと思っている。川田亜子の自殺においても、具体的な薬の名前までは出なかったくらいだ。

私も京都時代、常に失業の恐怖と闘いながら生きていた。仕事が無いときの、あのなんとも言えない喪失感は、経験した者でないとわからないのだろう。その時に感じたのが、仕事というのは、忙しい時にはいくらでもあるが、仕事が無くて探し始めると全く無いということだ。適度に忙しいということは、一度も無かった。殺人的な忙しさか、失職しか無いのだ。

さて、この失職の時に社会に対しての憎悪があったかどうかと言うと、あったと思う。私の場合は、自責の念も強かった。大学に行けず、資格も知識も技術も無いので仕事が無いのだと。そして、現状を嘆くことは嘆いたが、100年後のこの国というのを夢見て生きていたと思う。歴史が好きだったので、過去の歴史に学ぼうとしたらそうなったように思う。

結局、苦しい中にあっても、アルバイトを探して社会との接点を持ったことが、結果的に私を救ったように思う。自閉気味の私だが、やる気だけは常に満々だった。何か仕事をしていなければもてあましてしまうのだ。父の病気で岡山に戻ったものの、やはり仕事は無かった。京都時代と同じような喪失感を味わった。

仕事をしてくれる人を探す側から見ると、少なくともやる気が感じられないと雇用には至らない。何人かの経営者、あるいは雇用する権限を持つ人から見て私は、魅力的に見えたと思う。「やる気」があるからだ。実際、私は、よほどのひどい仕事でない限り「何でもやってやる」という心境だった。

ここにヒントは無いだろうか。やる気を出して前を向いて歩いていると、誰かが気づいてくれる、と。たとえ、その時点で能力が無くともがんばれば、能力がついてくる。仕事は、そうやって作って行くものだ。いきなり、「安定な」仕事場を目指すのは間違いなのだ。公務員、大企業への就職は、そもそもが間違いなのだ。

そうは言っても、「自分だけは」のお国柄、今後も大企業信仰と並行して「うつ」の増加、薬の副作用としての自殺、殺人は続くのだろう。国家に、それを防ごうという意志が無いだけにしばらくは傍観するしかないのかもしれない。しかし、社会が改善を求めたら、すぐに出せるように考えをまとめておこう。

大企業も、中小零細企業も「人を育てる」ことを改めて見直して欲しいと思う。企業活動の原点だからだ。これを怠ったときに問題が発生する。能力の差はあるが、全体として仕事を完成させるという当たり前のことをやった行ってもらいた。エリートだけがいたら、自己完結するならば、会社集団は、必要ない。仕事をする気がない人については、一度リタイアした人を再雇用して仕事をする意味を伝えることだ。本人が会社を退職する時に、少しでもやる気が出ていたら、それは、大きな利益と考えるべきだ。売り上げよりも、今後のことを考えると人を育てることの利益は、計り知れないのだ。
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