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よく行くサイトの「カウンセリング」で、「人は何のために生きるのでしょう」という意見が出た。もちろん、私は、すぐに答えられるほどのものは持っていない。ましてや、人を説得できるものなど無いと言ってもいい。

同じ人の問いかけで、以前には「生きることに意味があるのでしょうか」というものがあった。これにも私は、まともに答えることはできなかった。そんなことなど考えたことも無いからだ。問いかけた人は、本当に自殺未遂をやってきた人のようで答える側もいい加減な答えはできず、慎重だが、感動的な答えを出してきている。それ故、恐らく同じ人から藁にもすがる思いで書き込みがなされているのだろうと思う。

考えてみれば、私も50近くまで生きてきて、この先、生きる意味があるのかどうかと考えるとハッキリした考えなど無いことに気がつく。何で生きているのかも同様だ。仕事があるから、まだ、親、兄弟がいるから生きているのだろうか。結婚とか、子供とかの問題が無いだけにむしろ、「軽い」だろうか。

ただ、私には「夢」がある。単に自分の幸福追求から始まり、誇大妄想的なものまでたくさんある。命には限りがあるのでとりあえずは、「できるところまで」できればいいかなと思い、生きているだけなのだ。私にとって生きている意味というのは、それでほとんど説明できる。夢の実現可能性という観点からすると、「生きることに意味があるのか」どうか、自問してみなければならないことは確かだ。つまり、この先、ドン詰まりで、お先真っ暗ならば、「お先に失礼」ということもあり得るだろうか、ということ。

私の場合は、たとえ実現可能性が限りなくゼロであっても「死ぬまでがんばる」という考えなのでとりあえずは、「生きる意味」を問う理由は無い。ただ、他人にそう問われると、「何かやりたいことはないのか」と聞くくらいだろう。問いかけた人は、結婚もして、子供もいる。しかし、仕事がうまく行かず、挙げ句の果てに「うつ」を理由にクビになったのだという。確かに、「生きる意味」を問いたくなる理由があるのだった。

だから、私は、精神科が、はやるような今の時代に生きていて「うつを治す」から「うつを生じさせる環境を治す」ことが大切ではないかと思っている。むろん、口だけで言うことは簡単なのだが、一人でやろうとすると自滅する。

ポイントは2つ。精神科が儲からないように行動を起こすこと。会社に「うつ」を生じさせた責任を取らせること。前者は、後述するとして後者は、命がけの行動になる。サラリーマンにとって仕事とは、それこそ「命」なのだ。「うつ」を理由に解雇となると死にたくなるのも当然だ。もちろん、そんなに簡単に解雇はできないのだが、企業は、「うつ」に対してまだ、無知だ。自分が行動を起こして知らしめようというくらいの考えでなければうまく行かないだろう。命がけの行動だと言うのは、文字通りで、そうでなくとも心が弱っているので中途半端な思いでは、闘いの前に自分を攻撃して終わることになるからだ。強調したいのは、自分の意志を「命」を預けている仕事場で表明せずして、終わっていいのか、ということ。後は、自分の選択の問題だと思う。会社も、成果主義を隠れ蓑にして、これからもどんどん仕事をするのに厳しい政策をとってくると思う。それを積極的に克服するも、受動的になじむかは選択だ。耳を貸さない会社にこだわるかどうかも選択だろう。

精神科に儲けさせないようにするとは、これも命がけの選択だ。要は、薬を飲まないように持って行くということ。既に飲んでいる人は、自力でやめることを考えることだ。SSRIも抗不安薬も簡単には、やめることはできないと思う。ここで、選択が必要になる。あくまでも医者に頼りたいのであれば、断薬を指導する医者を探すほかない。自力でやるならば、離脱症状によって苦しむことも覚悟しなければならない。どちらにしても簡単ではないが、そこにこそ何のために生きているのかの意味が見いだせるような気がする。問題解決のためだ。人間として生まれた以上は、愚かなことを繰り返すわけにはいかない。少しでも経験に基づき、よりいい生き方を願って当然だ。会社にコキ使われるだけの一生でいいのかどうか、考えてみなければならない。不当なことには、裁判も覚悟して闘うことをすすめる。「うつ」であることを恥じる必要などまったくない。むしろ、能力が高いことを自負していいのではないか。責任をとらない社会になりつつある現代にあって、貴重な「良心」を持っていることを誇るべきだ。問題は、常識がまだ正しい常識として定着していないので、「うつ」を仕事場、あるいは社会に広く説明する必要があるということだ。雇う側では、「病気を治してきてくれ」と言うのが普通だが、それに対して、こういうふうに働かせろ、とはっきり言うことだ。「うつ」が当人だけの問題ではないだけに会社もハッキリとした意見には何か判断をしなければならないはずだ。その過程で、判断のできない担当者もいなくならざるを得ない。

「うつ」は、当人にしてみれば非常に苦しい状態かもしれないが、見方を変えれば、なかなかに使える状態でもある。なにしろ、相手は理解していない。それは、サラリーマンにとって痛いことでもある。問題が解決できないということだから。理解しようとすれば、「うつ」を生じさせた環境を変えていくという方法にならざるを得ない。仕事ができない状態の社員を何とかしなければならないからだ。臆することなく、こういう条件で働きたい、ということを正面から堂々と主張してみてはどうだろうか。

一方で、主治医とも闘う必要がある。「うつ」にはいろいろ原因があり、すべての人に薬が効くわけではない。にもかかわらず、薬漬けにされてしまっている人は、これから薬をやめていくという大仕事が残っている。人によって「離脱症状」の違いがあって何とも言えないが、こちらも簡単に考えていいことではない。あくまでも自己責任、命がけで臨むべき大仕事だ。有酸素運動をやりつつ、薬を漸減して行くことだ。自分から命を絶とうとさえ思ったのならば、どう覚悟していいのかわかると思う。

悩んだときに一つのヒントになるのは、爬虫類になることだと私は思っている。人間の脳の「脳幹」という部分のみの思考になるということ。息して、動くだけだ。余計なことを考えられるようになったから、「うつ」が生じるわけなので、余計なことを考えないように動けばいいわけだ。医者に行かなければならないとか、薬を飲まなければならないとか、余計なことを考えないことだ。気になるならば、ここで紹介されている、『抗生物質治療ガイドライン』のような本を読んでみることを薦める。残念ながら、今の日本のレベルでは、精神科の医者の言いなりになっていては、生涯、薬漬けにされてしまうだけのことだ。目を覚まさなければならない。

人間は、考えることができる存在だ。うまくすれば、とんでもない発明も可能だ。しかし、ひとたび、思い悩むと「うつ」をはじめとしていろんな症状に悩まされることになる。上で紹介したサイトで活躍している人がよく書いているのだが、他人にもわかるような、日常的な悩みとか不眠に対して薬は必要ない。眠れないのは、運動不足に他ならない。歩く元気が無いならば、食事のバランスを整えることから始めることだ。それでも足が痛ければ、筋肉トレーニングから始めることだ。とにかく、始めることが「うつ」に対して大きな効果を持つ。実感してみて欲しい。最近、この人がいいことを書いているのでびっくりした。高額なサプリメントを売りつける人だと思っていたのだが、それだけではないような気がする。特に、5月10日の内容はいいように思う。わかっているという気がする。

「うつ」は決して軽く考えていいものではないのだが、薬を飲まなければ治らないとか、精神の異常だとか考えないことだ。問題は、本人次第だ。本人がもうダメと思うと本当にだめにつながるし、どこまでも行けると思えば、その通りになる。医者よりも自分の「感じ」を尊重することだ。医者を頼ることができればいいのだが、今の時代、医者に頼ってもいいことはないようだ。

そして、これはテレビ番組で見たことだが、科学的には「過去の英知をもとに未来を切り開く」ということが、私たちが生きる意味だ。そして、これまでの経験や文明は、まだ見ぬ未来の子供たちのため、ということになる。大きく考えることで、とりあえず、自分のことを忘れるという効果を感じないだろうか。自分の存在は小さなものだが、人類という単位では、明らかに進歩してきている。地球のあちこちで問題があり、大変なのだが、いい方向に向かっている。そうであれば、もっともっと生きて楽しくやらないと損ではないか。

「うつ」をきっかけに、ただ、まじめであればいいということではないことを知って欲しい。自分がやりたいことをするために、いろんなことを知らなければならないことをとりあえずわかって欲しい。昔のように医者を信用していれば問題解決という時代ではないことを知って欲しい。自分の趣味に、あるいは勉強のために必要とあらば、けっこうな額のお金を使わなければならないことを知って欲しい。人間なので、日々、考えながら生きなければ生きられないことを知って欲しい。もちろん、運動も欠かせないし、バランスのとれた栄養も日々とらなければならない。誰かが教えてくれるのではなく、自分で勉強しなければならない。

そして、ここが大事なのだが、知識が多くなれば、誰かに教えたり、書き留めたりして忘れることだ。そんなにたくさん覚えられるわけがないからだ。どの文明でもこういうことが繰り返されてきた。

(つづく)
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