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昨日の夜のことだが、ついにアナサジフルートが届いた。待つこと3ヶ月にしては、シンプルな作りだったのでいささか拍子抜けした。(写真は、後日掲載予定。)

作るのに3ヶ月要したのではなくて、CDの制作とか演奏活動で忙しかったから時間がかかったようだった。尺八よりはずっとシンプルな作りなので慣れていれば、数時間でできそうな雰囲気だ。国内で買った、なんちゃってナボホフルートよりは、はるかにマシだが製品を目の前にして4万と値が付いていたら買わないだろうと思う。

不満はあるのだが、はるばるアメリカから来たのかと思うと、うれしさがこみ上げてくる。さっそく吹いてみたのだが、尺八の経験が生きて、いきなり音は鳴らせるのだが、私の音痴ぶりも手伝ってなかなかメロディーにはならない。ちょっと苦戦しそうな雰囲気だ。

「音」だけを言えば、やはり尺八の方がツヤがあり、いい音が出るような気がする。ただ、このアナサジフルートが尺八の音を思い出させてくれたことを評価したい。こんなことでも無ければ、私は永遠に尺八を手にすることは無かったのだ。親父が風呂上がりに、「フリチン」で吹いていた、あの懐かしい音をこのアナサジフルートで思い出したのだ。

せっかくなので、こちらもある程度吹けるようになりたいものだが、なにしろ情報が無い。マイケル以外にもスコットという人が吹いていて、結構、解説してくれているのだが、英語なのでさっぱりわからない。というより、運指表があるにもかかわらずわからないのだ。ドレミファソラシドで音の出せる音域の運指を書いてあれば、とりあえず吹いてみるのだが、そういう親切なものは無い。英語でそのへんのことの解説を書いてあると思うのだが、解読には時間がかかりそうだ。

尺八の合間に、適当に吹いてみるということでとりあえず切り抜けよう。いきなり、お蔵入りでは悲しすぎるから。この3ヶ月待つ間に、ある程度の予測はしていた。

(1)長さにかかわるようなことを尋ねられたものの、「アメリカン」なサイズで手が届かず、吹けない。

(2)まるまる3ヶ月待たせたが、いきなりモノを送ってくるだけで、一切の説明書は無い。

などと。(1)は、ぎりぎりパスだった。苦しいのだがようやく吹ける程度だ。(2)は、見事に当たってしまった。マイケルにしてみれば、「知らないのに買ってはいけない」ということだろうか。アメリカンな考え方では納得できる。ほとんど死に体とはいえ、この国で尺八の解説書は書店で買えるし、指南書などはネットでも手に入る。

流行らせたいとまで思っていたのだから、これからそれこそゼロからやることしかないだろう。尺八の演奏には、アメリカ人がアナサジフルートで表現しているような曲が合うと思う。虚無僧が吹くようないわゆる正調は、暗くて聴けたものではないのだ。実際にそういうグループもあることを知った。CDを聴くとかなりいい。やはり、尺八に何とか息吹を吹き込み、再生させたいという人はいるようだ。

私は、アナサジフルートを通して何とか尺八への興味につなげたいと思う。もちろん、自分が楽しくなるだけでは意味が無いので私以外の人が興味を持てるようになるようがんばってみたい。


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