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法研『間違いだらけのメンタルヘルス』という本を購入してざっと読んでみた。SSRIや抗不安薬を少しもいいように書いていないのがすばらしい。それ故の、「間違いだらけ」なのかもしれない。家庭医学の本で、薬を推奨していない本は非常に珍しい。

著者は、医者ではないが長年メンタルヘルスについて研究してきた人だ。精神科医や企業への指摘は、的を射ていると思った。薬学者が著書で「心の病は薬では治らない」と指摘していることも初めて知った。ぜひ、薬漬けの人に読んでもらいたいものだ。

うつに悩む人々は、薬害にも悩まされることになるので二重の被害なのだ。しかし、当人は、医者を信じて疑わないので始末が悪い。喘息の治療薬である、吸入ステロイドも長く使用する薬なのだが、SSRIや抗不安薬のような害悪をもたらす薬ではない。何よりも30年以上の実績もある。

SSRIや抗不安薬は、イカレタ役所の代表である厚労省がひっそりと製薬メーカーにこれらの薬は、自殺を引き起こしたり、妄想を引き起こしたりするのですよ、ということを告げているだけで、一般の人々には知らせていない。このことをもってしも既に薬害と言える。一方、精神科医はSSRIや抗不安薬がいかに効くかを宣伝するのに忙しい。

確かに3分医療を本当に3分で終わらせるには、この薬に頼るのが手っ取り早いのだ。私が、「5分医療」という言葉を使うと「5分では間に合わない、3分でなければ追いつかないのですよ」とすごんだやつがいた。ネットで書き込みをすると、こう反論してくるのだった。こんな、アホがこの国の医療を背負っているつもりになっているのだから、この国も非常にアブナイのだ。

著者は、精神科医は健康や会社組織のことについては「素人」だと断言している。心の健康や心の病の予防にも無関心であるとも。私が直接知っている精神科医は2人しかいないが、全く同感だ。薬学の知識も無いのが致命的だった。彼らは、医師免許を剥奪されても当然だと思うのだが、そのうちの一人は、さる病院の病院長になっているのを最近知った。たぶん、余計な薬を処方して病院を潤わせたのが評価されたのではないか。

一般の人々の無知につけ込み、医者のふりをした者がほとんど犯罪を犯しているのにのうのうと生きている。これこそ、この国が病んでいる証拠だろう。

最近の私は、うつ状態を治すにはある程度の休息が必要だというのは多くの人と同じなのだが、ある程度回復してきて意欲も出てくれば、やることは1つだと考えるようになった。かつての私の恩師が言っていた言葉なのだが、「いらんことをやる」ということだ。

仕事ならば、任された仕事のみやるというのではなく、どんどん脱線して行き、多くを知るよう心がけることだ。遊びや趣味の世界でも同じ事だ。できるだけ、多くを知るという方向に動くことだ。当面の目標では無いことをすることで心の余裕が生まれ、より多くのことが見えるようになるし、結果的にそこで得た知識が役立つようになるのだ。
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