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18年前、田舎もんの私は仕事を求めて迷うことなく東京に飛んだ。文字通り、一度は飛行機で行った。その後は新幹線だったが、気持ちは飛ぶようなもの。それが、昨年の終わりに突然の終了となった。私は、状況が理解できずこちらに帰って来ても、東京の街角が、生活がフラッシュバックする有り様だった。

私の東京とはお粗末なもので仕事場とアパートの行き帰りしかなかった。アパートの光景と買い出しに出かけるスーパーのリアルな光景がよく蘇る。決してそれが懐かしいとかという話ではない。それは、京都の生活が今でもフラッシュバックするのと同じこと。

こちらでの仕事の厳しさを考える時、改めて東京の存在を考えている。また、行こうという話ではないのだが、もし、私などに興味を示してくれるところがあれば、行ったり来たりはアリかなと思うようになっている。東京にはパートナーを残して帰って来た。あの寒い日に名残惜しむように長時間話をした。彼女は、私を非難することはせず、逆に励まされたのだった。

2年前からは、特に誰かと親しくなったわけではないのだが、国会周辺へ行くのが生活の一部となった。週一ならば無理なく行ける感じだった。これも、去年の11月いっぱいで行けなくなった。まさに突然の終了だった。

中国語勉強会での打ち上げでは、新たな友人ができた。私よりもずっと年輩の方だが、やる気満々だった。引っ越しが迫る中、挨拶もできないまま帰って来てしまった。仕事でまだまだ付き合いたい人だった。私が東京の会社と付き合うことで、またつながりができるかもしれない。

本当ならば、東京の会社に岡山とかに引っ越して欲しい気がする。社員のほとんどは、そう思っているのではないのか。印刷会社と詰める必要があるのなら、東京に行けばいいだけの話ではないのか。その方が、経済が活性化されるのではないのか。

誰もが出費を惜しみ節約することで何も売れず、少しも経済は動かない。私は、買い過ぎだったが、適切に無駄をすることはむしろいいのではないかと思えた。私であれば、それなりのマシンを買うことなどだ。そして、車を買うことなども収入があれば考えるべきなのではないかと思う。

田舎で暮らしていると、もう収入が途絶えているので何も買えないということばかりが頭の中にある。ほとんど全てのことは諦めることになる。太宰府へのお礼参りすら断念した。本当に苦しい生活があるわけだ。

しかし、私が東京に行ったり来たりすることでお金が動く。移動にお金が動く。向こうで何泊か宿泊すること、食べることでお金が動く。私が仕事をし、収入を得ることでこちらにお金が動く。税収も増えることになる。私の会社は零細企業だったが、税金をよく払う会社だった。

もちろん、東京でなければならないことはない。東北でも九州でも北海道でも沖縄でもいい。とにかく私が動けばお金が動く体制を作れればいいなと思っている。今の私には、東京にまだ愛着があるというだけのことなのだと思う。突然の終わりを告げたのだが、これから、時間をかけてお別れをするというのもいいだろう。
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