ギャップ

東京の生活を急遽、12月で打ち切ったこともあり、正直未だにギャップから抜け出せないでいる。もう、離れたのに、東京に帰らなければと思ってしまう。もちろん、もう東京に私の棲家は無い。全てを持ち帰ったのだから。

それもそのはず、まだ新しい生活を始められていないからだろう。従来の予定のようにどこかにバイトでもいいのでもぐり込んで、とりあえず仕事を始めるというのも手だったかもしれない。それをしないのは年齢もあるが、私の使命があるからだ。会社を再興してなんぼだから。被曝のことがあるので、まさかの終わりということもあるかもしれないが、夢を追求するつもりだ。

あまりにバタバタとしたので、東京の思い出深い場所にお別れができていない。このことが、東京に帰らなければと思ったりする原因かもしれない。夏以降は、即、準備すれば良かったが、体がだるく動かなかった。地域の夏祭りもじっくり見る機会も逃した。そこまで熱心ではなかったが、11月の末まで官邸前に抗議行動へ行ったりしていた。むしろ、それが気分転換になった。

都知事選のツイキャスを見ていて、電車を見かけた。内部も映るので臨場感がある。去年の夏まで電車は、よく使った。電車にもお別れが必要だったかもしれない。12月を境に一挙に捨てた感じなので名残惜しいのかもしれない。東京の水、空気には本当に悩まされた。どちらも悪いはずだが、どの程度なのかわからない。ペットボトルの水を買っていたが、バカにならない。呼吸により被曝するのだが、どこまでなのかわからない。

都知事には、こういう都民の悩みを解決してくれる人がいい。私は、うつけんさんだと思うが、税金を払っても投票権は無いようだ。一緒に抗議をした人々も心配だ。本当は移住しか無いのだが、住むとしたら、どういう防御が必要なのか、決めなければなるまい。